崖っぷち告白大作戦⁉︎〜彼氏と後輩に裏切られたら、何故か上司に寵愛されました〜
 それが、今ではほんの少し肌に触れるだけで、可愛らしく()いて、無意識に(じん)を求めるみたいに腰を揺らせる。

 瞳を熱に(うる)ませて「尽くん……」と声音に切なさをにじませる。

 トロトロと止めどなく愛液を溢れさせる蜜口は、ひくひくといやらしく(うごめ)いて、ほんの少し角度を変えただけで、尽の欲望をいとも容易(たやす)く膣内へ迎え入れようとしてくるのだ。

天莉(あまり)、もぉ挿入(いれ)て……いい?」

 スリスリと焦らすように天莉のぷっくりと膨らんだ小さな陰核を、彼女自身の愛蜜と尽の先走りに濡れた(たかぶ)りで(こす)りながら問い掛けたら、天莉が「んっ」と(あえ)ぎまじりに短く答えて、熱に浮かされた表情でうなずいた。

 それは明らかにゴーサインだったのだけれど。

「ね、お願い、ちゃんと言葉にして……俺を求めて? 天莉」

 尽はどうしても……。天莉からハッキリと乞われて彼女の中を侵食したいと思ってしまったのだ。

 天莉は尽の言葉に、一瞬戸惑うみたいに瞳を揺らしたのだけれど――。

「……お願い、じ、んくんっ。……私の膣内(なか)を、……アナタので……いっぱいに、して……?」

 まるで顔を見られたくないみたいにギュゥッと尽にしがみ付くなり、尽の耳元……ハッキリと情欲をにじませた声でそう告げる。

 尽は、天莉が言い終わるか終わらないかの内に、ぶわりと膨らんだ劣情(れつじょう)のまま、天莉を一気に最奥まで(つらぬ)いた。
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