非対称で対称的な僕と君。
初めまして、そしてさよなら。
「ねぇ、君。気に入った。名前、なんて言うの?」
入学初日。
僕が彼女と初めて出会い、初めて話した時。
初対面でこんな事を言われたら忘れるわけないじゃないか。
そんな事を言ってきた彼女に疑いもせず、僕は答えた。
「僕は、僕の名前は、
蒼。
涼嶺 蒼」
「いい名前だね、これからよろしくね。」
彼女は明るい嘘ひとつない笑顔を見せた。
「よろしく。君は?」
「私の名前は、教えない⭐︎」
「ふーん、教えない⭐︎さん、よろしくお願いします」
「え違う!ごめんなさい!私は、
水瀬 優よろしくぅ!」
「あはは、面白いねー」
「絶対思ってないやん、、」
「うん、よろしくするつもりなんてないからさ」
「え、優ちゃん悲ぴぃ」
「知らんがな」
「ぇ、ノリ悪。」
「ごめんな、て事で、バイバイ。」
「あ、待って!」
聞いとけば良かった。
あの言葉。
僕のせいだ。
僕のせいで君は
死んでしまったんだ。
入学初日。
僕が彼女と初めて出会い、初めて話した時。
初対面でこんな事を言われたら忘れるわけないじゃないか。
そんな事を言ってきた彼女に疑いもせず、僕は答えた。
「僕は、僕の名前は、
蒼。
涼嶺 蒼」
「いい名前だね、これからよろしくね。」
彼女は明るい嘘ひとつない笑顔を見せた。
「よろしく。君は?」
「私の名前は、教えない⭐︎」
「ふーん、教えない⭐︎さん、よろしくお願いします」
「え違う!ごめんなさい!私は、
水瀬 優よろしくぅ!」
「あはは、面白いねー」
「絶対思ってないやん、、」
「うん、よろしくするつもりなんてないからさ」
「え、優ちゃん悲ぴぃ」
「知らんがな」
「ぇ、ノリ悪。」
「ごめんな、て事で、バイバイ。」
「あ、待って!」
聞いとけば良かった。
あの言葉。
僕のせいだ。
僕のせいで君は
死んでしまったんだ。