ダイヤモンドのような恋








それより……


あの先輩は…??






部活…入ってないの…
かなぁ…??






だったらなんであの日……


学校に来てたんだろう……??







部活してる先輩……



見てみたいな……。








名前も知らない……。



声も知らない……。




学年も、何も知らない……。






もしかしたら

ものすごく性格の悪い人で

私が思ってるような人じゃない

かもしれない…。




もしかしたら

とっても軽い人で

誰とでも
簡単に付き合っちゃうような人

かもしれない…。





でもね…。




あの日見た

あの輝きは


純粋で


真っ直ぐで


何者にも汚されていない


透明で


美しい輝きだった。





あの人を説明しようとすると、

どうしても言葉が足りない。




自ら発光しているんだ。




だから……

他の人とは違うんだ。






ダイヤモンドみたいなんだ。





他のモノとは違う

何よりも輝く

たった一つのダイヤモンド…。





そんな感じなんだ。





もぅ一度、

そんな光を見てみたい…。



< 14 / 22 >

この作品をシェア

pagetop