死体写真2
☆☆☆
翌朝明日香と共に食堂へ向かうと、そこにはすでに残っている全員が集まっていて張り詰めた空気が漂っていた。
昨日の出来事の話でもしていたんだろうか?
結はそう思ったが静がスマホを握りしめて硬直しているのを見て、違うと理解した。
チラリと大河へ視線を向けると、大河は気まずそうに視線をそむけてしまう。
結はそっと静に近づいて手の中のスマホを確認した。
画面には写真が表示されていて、静が雨の中のグラウンドに倒れている。
手足は折れ曲がり、体のいたるところから血を流していることから、飛び降り自殺だとわかった。
結はそれを見た瞬間に顔をそむけて大きく息を吐き出した。
今度は静の番……。
心の中で呟き、悲痛な表情を浮かべる。
明日香はそれだけでなにが送られてきたのか理解したようで、静に近づこうとはしなかった。
「なんで私に届くの?」
立ち尽くしたままで静が呟く。
翌朝明日香と共に食堂へ向かうと、そこにはすでに残っている全員が集まっていて張り詰めた空気が漂っていた。
昨日の出来事の話でもしていたんだろうか?
結はそう思ったが静がスマホを握りしめて硬直しているのを見て、違うと理解した。
チラリと大河へ視線を向けると、大河は気まずそうに視線をそむけてしまう。
結はそっと静に近づいて手の中のスマホを確認した。
画面には写真が表示されていて、静が雨の中のグラウンドに倒れている。
手足は折れ曲がり、体のいたるところから血を流していることから、飛び降り自殺だとわかった。
結はそれを見た瞬間に顔をそむけて大きく息を吐き出した。
今度は静の番……。
心の中で呟き、悲痛な表情を浮かべる。
明日香はそれだけでなにが送られてきたのか理解したようで、静に近づこうとはしなかった。
「なんで私に届くの?」
立ち尽くしたままで静が呟く。