死体写真2
みんなの視線が先生へ向かう。
「そうだな。電波もないのに……おかしいな」
ごまかし切れなくなった先生はしどろもどろに言葉を濁し、部屋を出ようとする。
それを大河が止めていた。
「なにがあったんですか?」
「別に、お前たちには関係ないことだから」
それでも大河の手を振り払おうとしない。
きっと誰かに見てもらいたいからだろう。
「先生、ここまできて隠し事はなしだよ」
そう言って先生に近づいたのは美幸だった。
美幸は躊躇することなく先生のスマホを取り上げてしまった。
「こらっ!」
怒る声も虚しく、スマホ画面が全員の前にさらされる。
「え……」
画面を見た瞬間結は氷ついた。
全身から熱が奪われて冷たくなっていく。
「そうだな。電波もないのに……おかしいな」
ごまかし切れなくなった先生はしどろもどろに言葉を濁し、部屋を出ようとする。
それを大河が止めていた。
「なにがあったんですか?」
「別に、お前たちには関係ないことだから」
それでも大河の手を振り払おうとしない。
きっと誰かに見てもらいたいからだろう。
「先生、ここまできて隠し事はなしだよ」
そう言って先生に近づいたのは美幸だった。
美幸は躊躇することなく先生のスマホを取り上げてしまった。
「こらっ!」
怒る声も虚しく、スマホ画面が全員の前にさらされる。
「え……」
画面を見た瞬間結は氷ついた。
全身から熱が奪われて冷たくなっていく。