死体写真2
☆☆☆
自室に戻って布団に潜り込んだ静は美幸に起こされていた。
上半身を起こすとまたあちこちが傷んで顔をしかめる。
「静、お腹減ってない?」
美幸は寝込んでいる静におにぎりを作って持ってきてくれたみたいだ。
それを受け取りながら窓の外へ視線を向ける。
外は相変わらず雨が降り続いていて、付近の山が時々崩れる音が聞こえてくる。
小さい土砂崩れが起こっているみたいだ。
静はおにぎりを口に運んだもののはやり食べる気にならずに更に戻してしまう。
「大丈夫?」
美幸は自分がいい出したことで静が疲弊してしまっているのを見て責任を感じているようだ。
「大丈夫だよ。でも今はまだ、ちょっと……」
お茶だけ飲んで再び布団の中に潜り込む。
そこでふと今は何時だろうと考えた。
窓の外は天候のせいで常に薄暗くて時間はわからない。
布団から顔だけだして「今何時?」と、美幸に尋ねる。
美幸はスマホで時間を確認して「2時だよ」と答えた。
自室に戻って布団に潜り込んだ静は美幸に起こされていた。
上半身を起こすとまたあちこちが傷んで顔をしかめる。
「静、お腹減ってない?」
美幸は寝込んでいる静におにぎりを作って持ってきてくれたみたいだ。
それを受け取りながら窓の外へ視線を向ける。
外は相変わらず雨が降り続いていて、付近の山が時々崩れる音が聞こえてくる。
小さい土砂崩れが起こっているみたいだ。
静はおにぎりを口に運んだもののはやり食べる気にならずに更に戻してしまう。
「大丈夫?」
美幸は自分がいい出したことで静が疲弊してしまっているのを見て責任を感じているようだ。
「大丈夫だよ。でも今はまだ、ちょっと……」
お茶だけ飲んで再び布団の中に潜り込む。
そこでふと今は何時だろうと考えた。
窓の外は天候のせいで常に薄暗くて時間はわからない。
布団から顔だけだして「今何時?」と、美幸に尋ねる。
美幸はスマホで時間を確認して「2時だよ」と答えた。