死体写真2
☆☆☆
結は食堂から出た先生を追いかけて声をかけていた。
廊下の隅に立ち止まりさきほどのメールを見せてもらう。
先生も相手が普段は真面目で成績もいい結相手だったことで、快く見せてくれた。
「これ、いつ届いたんですか?」
青い顔をしながらも質問する。
「ついさっきだ。本当に誰のイタズラだろうな」
先生は怒った顔をしているけれど、スマホの電波は圏外になるためこんなイタズラはできないと理解しているはずだった。
だから、生徒たちの前でもあからさまに顔に出てしまったのだ。
「先生、このメールは呪いのメールです」
「呪い?」
結から出た呪いという言葉に先生は眉をあげて顔をしかめた。
突然呪いだのなんだのと言われても、信じてもらえないことはわかっていた。
「去年、裕之が死んだのはこのメールのせいなんです」
「高橋のことか……」
結は食堂から出た先生を追いかけて声をかけていた。
廊下の隅に立ち止まりさきほどのメールを見せてもらう。
先生も相手が普段は真面目で成績もいい結相手だったことで、快く見せてくれた。
「これ、いつ届いたんですか?」
青い顔をしながらも質問する。
「ついさっきだ。本当に誰のイタズラだろうな」
先生は怒った顔をしているけれど、スマホの電波は圏外になるためこんなイタズラはできないと理解しているはずだった。
だから、生徒たちの前でもあからさまに顔に出てしまったのだ。
「先生、このメールは呪いのメールです」
「呪い?」
結から出た呪いという言葉に先生は眉をあげて顔をしかめた。
突然呪いだのなんだのと言われても、信じてもらえないことはわかっていた。
「去年、裕之が死んだのはこのメールのせいなんです」
「高橋のことか……」