死体写真2
☆☆☆
夕食の片付けを終えた結は大河と共に美幸の部屋へ来ていた。
ノックをしても、声をかけてみても中から返事はない。
結はドアに耳をピッタリとくっつけて中の様子を確認してみたけれど、少しの物音も聞こえてこなかった。
まるで気配がないのだ。
「部屋にはいないのかも」
ドアから身を離して言うと、大河は頷く。
「だけど、美幸にメールは届いてなかったよな? どこかに行く理由はないと思うけど……」
1人で外へ出るほうが今は危険だ。
だとしたら、やはり毅と哲也がなにかしたのではないかと疑ってしまう。
「とにかく、今日はもう遅い。結もあのふたりには近づかないように気をつけて」
大河の言葉に結は小さく頷いたのだった。
夕食の片付けを終えた結は大河と共に美幸の部屋へ来ていた。
ノックをしても、声をかけてみても中から返事はない。
結はドアに耳をピッタリとくっつけて中の様子を確認してみたけれど、少しの物音も聞こえてこなかった。
まるで気配がないのだ。
「部屋にはいないのかも」
ドアから身を離して言うと、大河は頷く。
「だけど、美幸にメールは届いてなかったよな? どこかに行く理由はないと思うけど……」
1人で外へ出るほうが今は危険だ。
だとしたら、やはり毅と哲也がなにかしたのではないかと疑ってしまう。
「とにかく、今日はもう遅い。結もあのふたりには近づかないように気をつけて」
大河の言葉に結は小さく頷いたのだった。