死体写真2
憶測
風雨にさらされる哲也の遺体をどうすることもできず、結と毅は元の道に戻ってきていた。
とにかく早く下山して、哲也の体を引き上げてもらわないといけない。
そう思うと毅の足は自然と早くなってくる。
大切な仲間があんなところに放置されているなんて、考えただけでも胸糞が悪くなってくる。
「なんでだよ……」
歩きながらつい口をついて出てきた言葉。
なんであんなところで死ぬんだよ。
せっかく死体写真を回避したのに、これじゃなんの意味があったのか……。
そこまで考えて毅は哲也の死に様を思い出した。
頭から血を流し、手足があらぬ方向をむいて雨に打たれていた哲也。
「やっぱり、おかしいだろ」
「え?」
とにかく早く下山して、哲也の体を引き上げてもらわないといけない。
そう思うと毅の足は自然と早くなってくる。
大切な仲間があんなところに放置されているなんて、考えただけでも胸糞が悪くなってくる。
「なんでだよ……」
歩きながらつい口をついて出てきた言葉。
なんであんなところで死ぬんだよ。
せっかく死体写真を回避したのに、これじゃなんの意味があったのか……。
そこまで考えて毅は哲也の死に様を思い出した。
頭から血を流し、手足があらぬ方向をむいて雨に打たれていた哲也。
「やっぱり、おかしいだろ」
「え?」