死体写真2
「結!?」


大河が慌てて結を抱き起こそうとするが、結はイヤイヤと左右に首を振って拒否した。


やっぱり言えない。


自分のために裕之が代わりに死んだなんて!


結は勢いよく立ち上がると、弾かれたように教室から逃げ出したのだった。
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