死体写真2
それで明日香と豊のふたりはすぐに断念して戻ってきたみたいだ。
下山するという希望が消え去り、膝から崩れ落ちてしまいそうになる。
「こっちは大丈夫そうだ」
大河の声に振り向くと、割れた窓はシートで覆われていた。
ガムテープを何十にも使って頑丈になっている。
「とにかくさ、もう一度死体写真について聞かせてくれる?」
静が小さな声でそう言ったのだった。
下山するという希望が消え去り、膝から崩れ落ちてしまいそうになる。
「こっちは大丈夫そうだ」
大河の声に振り向くと、割れた窓はシートで覆われていた。
ガムテープを何十にも使って頑丈になっている。
「とにかくさ、もう一度死体写真について聞かせてくれる?」
静が小さな声でそう言ったのだった。