ホワイトデーの恋人
「終わったぁ!」
私は胸を撫で下ろした。
資料を保存してPCを閉じ、私は帰る支度をした。
時計は夜の8時を指していて、無意識にため息が出てしまった。
「はぁ、…よしっ!今日は飲もう!記憶が無くなるくらいまで!」
と、意気込んで私は会社を出た。
外は眩しい程のイルミネーションが並んでいて、今年も1人と考えると寂しくなる。
「ダメだダメだ!」
と頭を思い切り横に振って、私は友達に前に勧められた店へ向かった。