きらきら
第5章
「どーも。きれいな家だね」
「そんなことないよ。じゃあ中に入ろうか」
レイの家はすごくきれいで高いマンションだった。
「おじゃましまーす」
こうやって彼女も入るのかな。
あたし、彼女になれないのかな?
…って何考えてんの!!
こんな感情は一切必要ないんだから。
「適当に座ってね」
するとレイは紅茶を出してくれた。
「ありがと」
レイの本棚を見た。