先輩のアプローチがすごい。

コンナハズデハ

星蘭祭まで残り1週間をきった今日この頃。


先輩と私は買い出しを終えて学校に戻っていました。



「ねえ愛ちゃん。俺たち1日目と４日目見回りお休みでしょ？」


「そうですね、お休みです」


「４日目、2人で回らない？」



突然のお誘い。

弥生とは１日目に回る予定だったからもちろんもう１日の休みである４日目は暇だった。



「な、なんでですか？」


「なんでって、俺が愛ちゃんのこと好きだから？」



いざ聞くとやっぱり恥ずかしい。



「な、なるほど。なるほどなるほど」


「で、どうですか？愛莉さん」


「愛莉さんって…。特に予定もないので、い、いいですけど？」



私がそういうとテンションを上げて紙袋をブンブン回し始めた先輩なのでした。