マグ

「どうしたらいいですか?」 


私は瞼を開いて彼の目を見て言った。


「全体的にだらっとすればいい。昼寝するような気持ちになって」


彼は私と目を合わせて言った。


「はあ・・・」


私は再び目を閉じて、昼間見た空色を思い浮かべた。


そしてその空の下で昼寝する自分を想像した。



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