「好き」って言ってよ!
「僕、大きくなったらナホちゃんを迎えに行く!」
「えっ…?」
訳がわからないと言うように首を傾げて聞いてきた奈帆に、
「だって、僕たちは大きくなったら結婚するんでしょ?
ナホちゃんは僕のお嫁さんになるんでしょ?」
と、青葉は言った。
「大人になって結婚したら、僕たちはずっと一緒にいられると思うから。
だから…ナホちゃん、僕が大きくなるまで待っていてくれる?」
「アオバちゃん…」
奈帆は初めて出会ったあの日のように微笑むと、
「わかった!
ナホ、アオバちゃんのことを待ってる!」
と、言った。
「じゃあ、指切りげんまんしよう」
そう言って青葉が小指を差し出せば、奈帆は首を縦に振ってうなずいて小さな小指を絡めてきた。
「指切りげんまん!」
「えっ…?」
訳がわからないと言うように首を傾げて聞いてきた奈帆に、
「だって、僕たちは大きくなったら結婚するんでしょ?
ナホちゃんは僕のお嫁さんになるんでしょ?」
と、青葉は言った。
「大人になって結婚したら、僕たちはずっと一緒にいられると思うから。
だから…ナホちゃん、僕が大きくなるまで待っていてくれる?」
「アオバちゃん…」
奈帆は初めて出会ったあの日のように微笑むと、
「わかった!
ナホ、アオバちゃんのことを待ってる!」
と、言った。
「じゃあ、指切りげんまんしよう」
そう言って青葉が小指を差し出せば、奈帆は首を縦に振ってうなずいて小さな小指を絡めてきた。
「指切りげんまん!」