双子くんは弟で、お兄ちゃん!?
「ナイスキャ~ッチ!」


明るい声が聞こえて私の身体はふわりと抱きとめられた。


「大丈夫?」


声をかけられ、おそるおそる目を開けると、またもや見知らぬ男子が私の顔を覗き込んでいた。


う…こっちも美形か。まぶしい…


「はい。大丈夫です…ありがとうございました」


「気を付けてねー」


振り返ってお礼を言うとニコッと笑いかけられた。


...もう、誰ですかとか聞く気力すら残っていない。


仕方ないから2人にはひとまず説明をしてもらって…それで…


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