双子くんは弟で、お兄ちゃん!?
「玲くん、お、落ち着いて…」
一人っ子だし、今まで男子とそんなに接点がなかった私は耐えきれずに顔を背ける。
「僕はいたって冷静だよ。それにまだ何もしてないし試してもない」
「だから、試すって何を…!」
さっきよりも少し大きめの声で抵抗すると、顎をつかまれて顔を正面に戻された。
いやでも玲くんの整った顔が近距離で迫り、心臓がバクバク音を立てる。
「ダメだよ鈴ちゃん。こういう時は空気を読んで静かにしないと」
「く、空気を読むって…」
「これ以上のおしゃべりはなし。はい、目閉じて」
「な、なんで目を閉じる必要が…?」
「…鈴ちゃん。この状況ですることなんて一つしかないでしょ?」
一人っ子だし、今まで男子とそんなに接点がなかった私は耐えきれずに顔を背ける。
「僕はいたって冷静だよ。それにまだ何もしてないし試してもない」
「だから、試すって何を…!」
さっきよりも少し大きめの声で抵抗すると、顎をつかまれて顔を正面に戻された。
いやでも玲くんの整った顔が近距離で迫り、心臓がバクバク音を立てる。
「ダメだよ鈴ちゃん。こういう時は空気を読んで静かにしないと」
「く、空気を読むって…」
「これ以上のおしゃべりはなし。はい、目閉じて」
「な、なんで目を閉じる必要が…?」
「…鈴ちゃん。この状況ですることなんて一つしかないでしょ?」