双子くんは弟で、お兄ちゃん!?
「た、単純...」
到底言われてうれしいとは思えない評価をもらってしまった。
「鈴ちゃんはけっこうからかいがいがあったよ」
「んなっ!?」
顔を覗き込まれながら笑顔を向けられ、また顔に熱が集まっていくのが分かる。
「もっ、もう二度と引っかからないから!」
「まあまあそう言わずに。僕らの誕生日は8月、鈴ちゃんの誕生日は10月」
「同い年だから、俺らは兄になるな」
「お兄ちゃん...?」
衝撃だった。かわいい弟だと思っていた新しい家族は、私と同じ高校生で兄。
念願の弟ができたと思っていたからちょっと残念、だな...
「でも、鈴姉は鈴姉だし。面倒見てくれるんでしょ。鈴姉」
到底言われてうれしいとは思えない評価をもらってしまった。
「鈴ちゃんはけっこうからかいがいがあったよ」
「んなっ!?」
顔を覗き込まれながら笑顔を向けられ、また顔に熱が集まっていくのが分かる。
「もっ、もう二度と引っかからないから!」
「まあまあそう言わずに。僕らの誕生日は8月、鈴ちゃんの誕生日は10月」
「同い年だから、俺らは兄になるな」
「お兄ちゃん...?」
衝撃だった。かわいい弟だと思っていた新しい家族は、私と同じ高校生で兄。
念願の弟ができたと思っていたからちょっと残念、だな...
「でも、鈴姉は鈴姉だし。面倒見てくれるんでしょ。鈴姉」