双子くんは弟で、お兄ちゃん!?
「類くん...?」


「そうだね。鈴ちゃん単純だけど、しっかり者だから妹って感じしないし。弟として可愛がってほしいなあ」


「玲くんまで...」


「改めて、この姿でよろしくね」


「これから頼む」


会ってすぐにからかわれたけれど、幼い頃の素直さはそのまま残っているらしい。


「あ、鈴ちゃんは姉だから、明日からのお弁当はお願い」


...前言撤回。全然素直じゃなかった。姉という立場を確立させてお弁当作らせたいだけだった。


「誰が生意気双子のお弁当なんか作るかあ!」




...この生意気真っ盛りの双子(しかも兄で弟)にふりまわされまくる未来の自分がいることに私はまだ気づかない。

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