【一気読み改訂版】とし子の悲劇
【第108話】
ところ変わって、あいつが勤務している会社にて…
時は、夕方5時半頃であった。
あいつは、課長さんから6月30日に仙台へ出張に行くようにダンナに命じられていたが、代わりの人が行くことになったので止められたことに腹を立てていた。
あいつは、課長さんから親同士のお見合いのイベントをすすめられた。
その上に、課長さんから『オドレの表情はあきとさんの今後の人生を真剣に考えている表情じゃない!!』とどぎつい言葉で言われた。
あいつは、この日の夜も繁華街へのみに行った。
この時、あいつは取り返しのつかないあやまちを犯した。
事件は、札幌東急インホテルの裏の通りにある居酒屋で発生した。
あいつは、サッポロ黒ラベルの中ビンを3本頼んで、浴びるようにのんでいた。
あいつは、3本目のビールがなくなったので注文しようと思った。
この時、あいつはとなりの席の男性のビンビールに手をつけた。
あいつのとなりに座っていた男性客は『何しやがるのだ!?』とあいつを怒鳴りつけた。
あいつは、大ゲンカに巻き込まれた。
「何しやがる!!」
「何だよぉ、オレが何したと言うのだよ?」
「ワシがのんでいるビールになんてことするのだ!!」
「オレのビールがないのだよぉ…」
「なかったら注文しろ!!」
ブチキレを起こしたあいつは、となりの席の男性客に殴りかかって行ったあと、店内でドカバキの大ゲンカを起こした。
あいつに怒鳴り付けてきた男性客はあきとさんがやめかけている工場の社長さんだった。
あいつは、隠し持っていたサバイバルナイフで社長さんを切りつけた後、ひと思いに刺して殺した。
あいつは、サバイバルナイフを握りしめてながら震える声で言うた。
「思い知ったかクソジジイ!!」
その後、あいつは刃物をふりまわして店内で暴れた。
それから1時間後に、店から逃げ出した。
店にいた客少なくとも20人がダンナが持っていたナイフで斬《き》られた。
うち、3人が死亡した。
またところ変わって、事件現場から南へ1キロの場所にあるラブボにて…
竹宮《たけみや》は、全裸の状態でベッドに入っていた。
一緒にいるデートクラブ嬢は、浴室でシャワーを浴びていた。
女がシャワーをしている間、竹宮《たけみや》はスマホで電話をしながらちびたえんぴつでメモ書きをしていた。
「なんやて…麻雀店《じゃんそう》から逃げたクソジジイが殺された…あっそう…かまんかまん…クソジジイが死んだと聞いたからこっちは手が省けたわ…マージャンの負け分と負け分の2倍の制裁金…総額1億8000万円分は、クソジジイが持っていた小切手とクレカの口座で回収した…あと、クソジジイのババァが借金していた分もあわせると…総額は…98京円《けいえん》…だ…ジジイが経営している工場へ取り立てに行く必要はなくなった…まあ、明日の朝になったら分かるわ…いまごろ、工場の従業員さんたちは暴徒化する一歩手前の状態におちいった…明日の朝…あの工場で大規模な暴動が発生するぞ…これであの工場はぺちゃんこにつぶれる…あのクソジジイとババァと親類縁者たちは…工場がつぶれたことを苦に…命を絶つと思う…たーんと悪いことしたから…これでジ・エンド…だ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
竹宮《たけみや》は、ものすごく気味が悪い声で嗤《わら》いながらちびたえんぴつでアタシの弱みなどをメモ書きした。
そして、朝になった。
社長さんが亡くなった知らせを聞いた工場の従業員さんたちが暴徒化した。
暴徒化した従業員さんたちは、工場の中にある設備を破壊力の強い巨大ハンマーで叩き壊したり、事務所の中にある金目の物を強奪するなどした。
さらにその上に暴徒化した従業員さんたちは、過激な暴挙に出た。
暴徒化した従業員さんたちは、社長さんの自宅へ火を放って家の中にいた社長さんの家族全員を焼き殺した。
(ドカーン!!ドカーン!!ドカーン!!)
工場は、暴徒化した従業員さんたちによってこっぱみじんに砕けた。
その頃であった。
ところ変わって、豊平区水車町1丁目の家にて…
アタシは、あきとさんの部屋に行って朝だから起きなさいと言うて起こしに行った。
この時、工場でおそろしい事件が発生したことを全く知らなかった。
ベッドで寝ていたあきとさんはしんどそうな声で『ぼく休む…』と言うてまた寝た。
「あきとさん…8時過ぎているわよ…遅刻するわよ…」
「オレ…休む…」
「どうして休むのよ?」
「しんどい…」
「しんどいのは分かるけれど、がんばって工場に行こうね…」
アタシが言うた言葉を聞いたあきとさんが、とつぜん起き上がったあとアタシに八つ当たりした。
「ふざけんな!!何ががんばって工場に行けや!!何のために工場に行くんや!?」
「何のためって…お給料をかせぐために工場に行くのでしょ!!」
「ふざけるなよ!!ぶっ殺してやる!!」
「あきとさん!!あきとさんは自分でかせいだお給料でほしいものを買いたいとは思わないの!?自分でかせいだお給料でJリーグやプロ野球の試合を見に行きたいとは思わないの!?」
(バサッ!!)
いきなり起き上がったあきとさんは、右手に作ってコブシをふりあげながらアタシをイカクした。
「何やオドレは!!」
「あきとさん!!あきとさんはどうしてわがままばかりを言うようになったのよ!!わがままばかりを言わずに、工場へ行きなさい!!お給料を稼ぎなさい!!」
「だまれ!!」
(ドカッ!!ガーン!!)
思い切りブチ切れたあきとさんは、アタシを両手で突き飛ばして倒したあとアタシの背中を右足でけとばした。
その後、あきとさんは家から出ていった。
この日の朝を境に、あきとさんは家に帰らなくなった。
それから2時間後であった。
ところ変わって、洗面所にて…
アタシは、洗濯かごの中にあるアタシの洗濯物を洗濯機に入れようとした。
そしたら…
アタシのインナーとブラジャーとショーツがどす黒く汚れていたのを発見した。
他にも、アタシが着ていたブラウスも鋭利な刃物で切り裂かれていた。
それを見たアタシは、強烈な悲鳴をあげた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ところ変わって、大広間にて…
ものすごくおそろしいものを見たアタシは、その場に座り込んだ。
こわい…
こわい…
ものすごくこわい…
その時であった。
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
電話台に置かれている白濁色のハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴った。
アタシは、おそるおそる受話器をあげたあと震える声で言うた。
「もしもし…」
受話器の向こう側から不気味な声でが聞こえた。
声の主は、竹宮《たけみや》であった。
「とし子さんだね。」
「イ、イヤ…」
「どないしましたか?」
「イヤ…」
「なにがいやなのかな~あ、話変わりますけど…あんたの洗濯かごの中の下着類をちょいとお借りしたのでお返ししておきやす…とし子さん…あんた…欲求不満がたまっていたようだね…だから…とし子さんのねどこにおじゃまさせていただきやした…とし子さん…ダンナと離婚して…ワシと再婚しろ…でなければ…とし子さんが27の時のことをミッコクするぞ…よくもあの事件のことをサツにチクったな…オドレのテテオヤのせいでオレの人生はわやになった…だから6年前に…高松でオドレのテテオヤオを拳銃《チャカ》で撃ち殺した…と言うことだ…他にもとし子さんはワシをブジョクしたから怒っとんや…どうオトシマエをつけるのだ…ああ!!…まあええわ…またおたくへかけるさかいに…それまでに返事をしろ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
(ガチャーン…ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
竹宮《たけみや》は、不気味な嗤《わら》い声をあげながら電話をガチャーンと切った。
竹宮《たけみや》からイカクされたアタシは、よりし烈な叫び声をあげた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
時は、夕方5時半頃であった。
あいつは、課長さんから6月30日に仙台へ出張に行くようにダンナに命じられていたが、代わりの人が行くことになったので止められたことに腹を立てていた。
あいつは、課長さんから親同士のお見合いのイベントをすすめられた。
その上に、課長さんから『オドレの表情はあきとさんの今後の人生を真剣に考えている表情じゃない!!』とどぎつい言葉で言われた。
あいつは、この日の夜も繁華街へのみに行った。
この時、あいつは取り返しのつかないあやまちを犯した。
事件は、札幌東急インホテルの裏の通りにある居酒屋で発生した。
あいつは、サッポロ黒ラベルの中ビンを3本頼んで、浴びるようにのんでいた。
あいつは、3本目のビールがなくなったので注文しようと思った。
この時、あいつはとなりの席の男性のビンビールに手をつけた。
あいつのとなりに座っていた男性客は『何しやがるのだ!?』とあいつを怒鳴りつけた。
あいつは、大ゲンカに巻き込まれた。
「何しやがる!!」
「何だよぉ、オレが何したと言うのだよ?」
「ワシがのんでいるビールになんてことするのだ!!」
「オレのビールがないのだよぉ…」
「なかったら注文しろ!!」
ブチキレを起こしたあいつは、となりの席の男性客に殴りかかって行ったあと、店内でドカバキの大ゲンカを起こした。
あいつに怒鳴り付けてきた男性客はあきとさんがやめかけている工場の社長さんだった。
あいつは、隠し持っていたサバイバルナイフで社長さんを切りつけた後、ひと思いに刺して殺した。
あいつは、サバイバルナイフを握りしめてながら震える声で言うた。
「思い知ったかクソジジイ!!」
その後、あいつは刃物をふりまわして店内で暴れた。
それから1時間後に、店から逃げ出した。
店にいた客少なくとも20人がダンナが持っていたナイフで斬《き》られた。
うち、3人が死亡した。
またところ変わって、事件現場から南へ1キロの場所にあるラブボにて…
竹宮《たけみや》は、全裸の状態でベッドに入っていた。
一緒にいるデートクラブ嬢は、浴室でシャワーを浴びていた。
女がシャワーをしている間、竹宮《たけみや》はスマホで電話をしながらちびたえんぴつでメモ書きをしていた。
「なんやて…麻雀店《じゃんそう》から逃げたクソジジイが殺された…あっそう…かまんかまん…クソジジイが死んだと聞いたからこっちは手が省けたわ…マージャンの負け分と負け分の2倍の制裁金…総額1億8000万円分は、クソジジイが持っていた小切手とクレカの口座で回収した…あと、クソジジイのババァが借金していた分もあわせると…総額は…98京円《けいえん》…だ…ジジイが経営している工場へ取り立てに行く必要はなくなった…まあ、明日の朝になったら分かるわ…いまごろ、工場の従業員さんたちは暴徒化する一歩手前の状態におちいった…明日の朝…あの工場で大規模な暴動が発生するぞ…これであの工場はぺちゃんこにつぶれる…あのクソジジイとババァと親類縁者たちは…工場がつぶれたことを苦に…命を絶つと思う…たーんと悪いことしたから…これでジ・エンド…だ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
竹宮《たけみや》は、ものすごく気味が悪い声で嗤《わら》いながらちびたえんぴつでアタシの弱みなどをメモ書きした。
そして、朝になった。
社長さんが亡くなった知らせを聞いた工場の従業員さんたちが暴徒化した。
暴徒化した従業員さんたちは、工場の中にある設備を破壊力の強い巨大ハンマーで叩き壊したり、事務所の中にある金目の物を強奪するなどした。
さらにその上に暴徒化した従業員さんたちは、過激な暴挙に出た。
暴徒化した従業員さんたちは、社長さんの自宅へ火を放って家の中にいた社長さんの家族全員を焼き殺した。
(ドカーン!!ドカーン!!ドカーン!!)
工場は、暴徒化した従業員さんたちによってこっぱみじんに砕けた。
その頃であった。
ところ変わって、豊平区水車町1丁目の家にて…
アタシは、あきとさんの部屋に行って朝だから起きなさいと言うて起こしに行った。
この時、工場でおそろしい事件が発生したことを全く知らなかった。
ベッドで寝ていたあきとさんはしんどそうな声で『ぼく休む…』と言うてまた寝た。
「あきとさん…8時過ぎているわよ…遅刻するわよ…」
「オレ…休む…」
「どうして休むのよ?」
「しんどい…」
「しんどいのは分かるけれど、がんばって工場に行こうね…」
アタシが言うた言葉を聞いたあきとさんが、とつぜん起き上がったあとアタシに八つ当たりした。
「ふざけんな!!何ががんばって工場に行けや!!何のために工場に行くんや!?」
「何のためって…お給料をかせぐために工場に行くのでしょ!!」
「ふざけるなよ!!ぶっ殺してやる!!」
「あきとさん!!あきとさんは自分でかせいだお給料でほしいものを買いたいとは思わないの!?自分でかせいだお給料でJリーグやプロ野球の試合を見に行きたいとは思わないの!?」
(バサッ!!)
いきなり起き上がったあきとさんは、右手に作ってコブシをふりあげながらアタシをイカクした。
「何やオドレは!!」
「あきとさん!!あきとさんはどうしてわがままばかりを言うようになったのよ!!わがままばかりを言わずに、工場へ行きなさい!!お給料を稼ぎなさい!!」
「だまれ!!」
(ドカッ!!ガーン!!)
思い切りブチ切れたあきとさんは、アタシを両手で突き飛ばして倒したあとアタシの背中を右足でけとばした。
その後、あきとさんは家から出ていった。
この日の朝を境に、あきとさんは家に帰らなくなった。
それから2時間後であった。
ところ変わって、洗面所にて…
アタシは、洗濯かごの中にあるアタシの洗濯物を洗濯機に入れようとした。
そしたら…
アタシのインナーとブラジャーとショーツがどす黒く汚れていたのを発見した。
他にも、アタシが着ていたブラウスも鋭利な刃物で切り裂かれていた。
それを見たアタシは、強烈な悲鳴をあげた。
「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」
ところ変わって、大広間にて…
ものすごくおそろしいものを見たアタシは、その場に座り込んだ。
こわい…
こわい…
ものすごくこわい…
その時であった。
(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)
電話台に置かれている白濁色のハウディ(プッシュホン)の着信音が鳴った。
アタシは、おそるおそる受話器をあげたあと震える声で言うた。
「もしもし…」
受話器の向こう側から不気味な声でが聞こえた。
声の主は、竹宮《たけみや》であった。
「とし子さんだね。」
「イ、イヤ…」
「どないしましたか?」
「イヤ…」
「なにがいやなのかな~あ、話変わりますけど…あんたの洗濯かごの中の下着類をちょいとお借りしたのでお返ししておきやす…とし子さん…あんた…欲求不満がたまっていたようだね…だから…とし子さんのねどこにおじゃまさせていただきやした…とし子さん…ダンナと離婚して…ワシと再婚しろ…でなければ…とし子さんが27の時のことをミッコクするぞ…よくもあの事件のことをサツにチクったな…オドレのテテオヤのせいでオレの人生はわやになった…だから6年前に…高松でオドレのテテオヤオを拳銃《チャカ》で撃ち殺した…と言うことだ…他にもとし子さんはワシをブジョクしたから怒っとんや…どうオトシマエをつけるのだ…ああ!!…まあええわ…またおたくへかけるさかいに…それまでに返事をしろ…ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…」
(ガチャーン…ツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツーツー…)
竹宮《たけみや》は、不気味な嗤《わら》い声をあげながら電話をガチャーンと切った。
竹宮《たけみや》からイカクされたアタシは、よりし烈な叫び声をあげた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」