【一気読み改訂版】とし子の悲劇
【第52話】
(ガシャーン!!)
2018年8月22日の朝7時50分頃であった。
あいつの家の窓ガラスが投石によって割れた。
「オドレしゅうさく!!出てこい!!」
「出てこいクソバカ!!」
投石の後、構成員《チンピラ》たちの怒鳴り声が聞こえた。
ブチ切れたあいつは、刃渡りの鋭いナイフを持って外に出た。
「コノヤロー!!もういっぺん言ってみろ!!」
あいつは、刃渡りの鋭いナイフで構成員《チンピラ》5人を次々と剌した。
このうち、4人が即死した。
残った1人は、苦しい声で『オドレしゅうさく…タダですむと思うなよ…』と言い残したあと死んだ。
8月6日の深夜に兵庫町の居酒屋であいつが殺した男性客《きゃく》は、彼らのシャテイだった。
降り悪く、さっきの場面を武方《たけかた》さんに見られた。
事件現場を目撃した武方《たけかた》さんは、顔が真っ青になった。
その後、武方《たけかた》さんは、県庁前のファミマでバイトをしているアタシに会いに来た。
アタシは、新しく来たお弁当を入れ替える作業が終えた。
アタシが古い方のお弁当が入っているキャリーを持って外へ出た時に、武方《たけかた》さんがやって来た。
武方《たけかた》さんがわけの分らんことをアタシに言うたので、アタシは思い切りブチ切れた。
「あのね!!アタシはやくざともめごとを起こしたあいつを助けることはできないのよ!!なのに、どうしてアタシに助けを求めるのよ!?アタシはボロボロに傷ついているのよ!!帰ってよ!!」
「とし子さん…この通り…お願いでございます…しゅうさくさんはとし子さんに助けを求めているのだよ。」
「イヤ!!拒否するわよ!!」
「とし子さんのつらいお気持ちはよくわかるけど…」
「アタシのつらい気持ちが分かると言うのであれば、帰ってよ!!」
「分かっているよぉ…だけどね…」
「拒否すると言うたら拒否するわよ!!アタシは、甘ったれクソバカ虫ケラ以下のチャイルドと話し合う気はモートーないわよ!!」
「離婚したいのであれば、話し合いをして決めた方がいいよと言うてるのだよ。」
「拒否すると言うたら拒否するわよ!!なんで話し合いをするのよ!?」
「だから、財産分与の問題などがあるから話し合ったらといよんじゃ!!」
「アタシは、あいつの家のカネなんかほしくないわよ!!アタシはおカネ抜きであいつと別れたいといよんよ!!」
「だから、もう一度だけしゅうさくさんと会って話し合いをしたらどうかと言うているのだよ!!…しゅうさくさんは、とし子さんにきついDVをふるったことを後悔しているのだよ…あやまりたいと言うてるのだよ。」
「イヤ!!許さない!!」
「とし子さん…」
「あいつは心底からわびる気持ちがないからダメ!!」
「心底からわびているんだよ…」
「どんな形で取りつくろってもダメよ!!あいつが焚きつけて行ったやくざは、アタシの知人の組長の子分たちよ!!組長は、かわいいシャテイを殺されたのでソートー怒り狂っているわよ!!」
「そんなことよりも、しゅうさくさんと話し合いをしたらどうかなぁ〜」
「だから拒否するわよ!!あんたはアタシとあいつが離婚したら困る理由はなんなのよ!!」
「困る理由があるからとし子さんにお願いしているのだよぉ…」
「アタシは今も、両親があいつの家の建築費用を出したことを怒っているのよ!!」
「その時は…しゅうさくさんは年収が少ないからローンを組むことをためらっていたんだよ…」
「ダンナは汚いわよ!!自分カタの実家《いえ》に頼めないから、人の家に頼んだ!!それこそ汚い手口よ!!」
「ちがうよぉ~しゅうさくさんは、自分カタの実家にエンリョしていただけだよ。」
「だからアタシの実家の両親《おや》に頼んだのね!!だからアタシとあいつが離婚したら困ると言いたいのね!!」
「とし子さん、私は間に入ってあげるからもう一度しゅうさくさんと話し合いをしてほしいと言うているのだよ…」
「拒否するわよ!!」
「拒否するだと!!」
「当たり前でしょ!!」
「どうして、私の提案を拒否するのだ!!」
「あんたがあいつとアタシの両親の肩を持ったから拒否されたことがまだわからないのね!!」
「私は、間に入ってあげるからしゅうさくさんと話し合えと言っているのだよ!!話し合えと言ったら話し合え!!」
思い切りブチ切れたキレたアタシは、両手で武方《たけかた》さんをつきとばして倒した。
そして、キャリーで武方《たけかた》さんの頭を思い切り殴った。
目を真っ赤にしてにらみつけているアタシに対して、武方《たけかた》さんは『私を何でにらみ付けるのだね!!』と言うた。
アタシは、武方《たけかた》さんに対して『帰ってよ!!』と言うた。
「帰ってよ!!」
「かっ…帰れだと!!」
「帰らないと、組長に電話するわよ!!命《たま》とられるのがイヤなら帰んなさいよ!!」
「いいや!!帰らない!!」
「帰んなさいよ!!」
「とし子さんがしゅうさくさんとの話し合いに応じると言うまでは帰らない!!」
「ほんなら死にたいのね!!よく分かったわよ!!すぐ近くに黒のシボレーが停まっているみたい…あれはアタシの知人の組の構成員《チンピラ》たちが乗ってるみたいよ!!」
このあと、アタシは店から出てきた構成員《チンピラ》たち数人のもとへ行った。
アタシは、彼らに武方《たけかた》さんを始末してと頼んだ。
その後、白のスーツでリーゼント頭のチンピラが武方《たけかた》さんのもとへ詰め寄った。
「コラ!!」
「何をするのだ!?」
「よくもオレの女《レコ》につきまといしたな!!」
「私は、つきまといなんかしていない!!」
「なんだとコラ!!」
武方《たけかた》さんは、リーゼント頭の構成員《チンピラ》を殴り付けた。
「おっさん、わいらにゴロ(けんか)売る気だな!!」
「上等だ!!」
チンピラ連中に殴りかかって行った武方《たけかた》さんは、返り討ちにあった。
アタシは、構成員《チンピラ》たちから集団リンチを受けている武方《たけかた》さんを冷めた目つきで見つていめた。
2018年8月22日の朝7時50分頃であった。
あいつの家の窓ガラスが投石によって割れた。
「オドレしゅうさく!!出てこい!!」
「出てこいクソバカ!!」
投石の後、構成員《チンピラ》たちの怒鳴り声が聞こえた。
ブチ切れたあいつは、刃渡りの鋭いナイフを持って外に出た。
「コノヤロー!!もういっぺん言ってみろ!!」
あいつは、刃渡りの鋭いナイフで構成員《チンピラ》5人を次々と剌した。
このうち、4人が即死した。
残った1人は、苦しい声で『オドレしゅうさく…タダですむと思うなよ…』と言い残したあと死んだ。
8月6日の深夜に兵庫町の居酒屋であいつが殺した男性客《きゃく》は、彼らのシャテイだった。
降り悪く、さっきの場面を武方《たけかた》さんに見られた。
事件現場を目撃した武方《たけかた》さんは、顔が真っ青になった。
その後、武方《たけかた》さんは、県庁前のファミマでバイトをしているアタシに会いに来た。
アタシは、新しく来たお弁当を入れ替える作業が終えた。
アタシが古い方のお弁当が入っているキャリーを持って外へ出た時に、武方《たけかた》さんがやって来た。
武方《たけかた》さんがわけの分らんことをアタシに言うたので、アタシは思い切りブチ切れた。
「あのね!!アタシはやくざともめごとを起こしたあいつを助けることはできないのよ!!なのに、どうしてアタシに助けを求めるのよ!?アタシはボロボロに傷ついているのよ!!帰ってよ!!」
「とし子さん…この通り…お願いでございます…しゅうさくさんはとし子さんに助けを求めているのだよ。」
「イヤ!!拒否するわよ!!」
「とし子さんのつらいお気持ちはよくわかるけど…」
「アタシのつらい気持ちが分かると言うのであれば、帰ってよ!!」
「分かっているよぉ…だけどね…」
「拒否すると言うたら拒否するわよ!!アタシは、甘ったれクソバカ虫ケラ以下のチャイルドと話し合う気はモートーないわよ!!」
「離婚したいのであれば、話し合いをして決めた方がいいよと言うてるのだよ。」
「拒否すると言うたら拒否するわよ!!なんで話し合いをするのよ!?」
「だから、財産分与の問題などがあるから話し合ったらといよんじゃ!!」
「アタシは、あいつの家のカネなんかほしくないわよ!!アタシはおカネ抜きであいつと別れたいといよんよ!!」
「だから、もう一度だけしゅうさくさんと会って話し合いをしたらどうかと言うているのだよ!!…しゅうさくさんは、とし子さんにきついDVをふるったことを後悔しているのだよ…あやまりたいと言うてるのだよ。」
「イヤ!!許さない!!」
「とし子さん…」
「あいつは心底からわびる気持ちがないからダメ!!」
「心底からわびているんだよ…」
「どんな形で取りつくろってもダメよ!!あいつが焚きつけて行ったやくざは、アタシの知人の組長の子分たちよ!!組長は、かわいいシャテイを殺されたのでソートー怒り狂っているわよ!!」
「そんなことよりも、しゅうさくさんと話し合いをしたらどうかなぁ〜」
「だから拒否するわよ!!あんたはアタシとあいつが離婚したら困る理由はなんなのよ!!」
「困る理由があるからとし子さんにお願いしているのだよぉ…」
「アタシは今も、両親があいつの家の建築費用を出したことを怒っているのよ!!」
「その時は…しゅうさくさんは年収が少ないからローンを組むことをためらっていたんだよ…」
「ダンナは汚いわよ!!自分カタの実家《いえ》に頼めないから、人の家に頼んだ!!それこそ汚い手口よ!!」
「ちがうよぉ~しゅうさくさんは、自分カタの実家にエンリョしていただけだよ。」
「だからアタシの実家の両親《おや》に頼んだのね!!だからアタシとあいつが離婚したら困ると言いたいのね!!」
「とし子さん、私は間に入ってあげるからもう一度しゅうさくさんと話し合いをしてほしいと言うているのだよ…」
「拒否するわよ!!」
「拒否するだと!!」
「当たり前でしょ!!」
「どうして、私の提案を拒否するのだ!!」
「あんたがあいつとアタシの両親の肩を持ったから拒否されたことがまだわからないのね!!」
「私は、間に入ってあげるからしゅうさくさんと話し合えと言っているのだよ!!話し合えと言ったら話し合え!!」
思い切りブチ切れたキレたアタシは、両手で武方《たけかた》さんをつきとばして倒した。
そして、キャリーで武方《たけかた》さんの頭を思い切り殴った。
目を真っ赤にしてにらみつけているアタシに対して、武方《たけかた》さんは『私を何でにらみ付けるのだね!!』と言うた。
アタシは、武方《たけかた》さんに対して『帰ってよ!!』と言うた。
「帰ってよ!!」
「かっ…帰れだと!!」
「帰らないと、組長に電話するわよ!!命《たま》とられるのがイヤなら帰んなさいよ!!」
「いいや!!帰らない!!」
「帰んなさいよ!!」
「とし子さんがしゅうさくさんとの話し合いに応じると言うまでは帰らない!!」
「ほんなら死にたいのね!!よく分かったわよ!!すぐ近くに黒のシボレーが停まっているみたい…あれはアタシの知人の組の構成員《チンピラ》たちが乗ってるみたいよ!!」
このあと、アタシは店から出てきた構成員《チンピラ》たち数人のもとへ行った。
アタシは、彼らに武方《たけかた》さんを始末してと頼んだ。
その後、白のスーツでリーゼント頭のチンピラが武方《たけかた》さんのもとへ詰め寄った。
「コラ!!」
「何をするのだ!?」
「よくもオレの女《レコ》につきまといしたな!!」
「私は、つきまといなんかしていない!!」
「なんだとコラ!!」
武方《たけかた》さんは、リーゼント頭の構成員《チンピラ》を殴り付けた。
「おっさん、わいらにゴロ(けんか)売る気だな!!」
「上等だ!!」
チンピラ連中に殴りかかって行った武方《たけかた》さんは、返り討ちにあった。
アタシは、構成員《チンピラ》たちから集団リンチを受けている武方《たけかた》さんを冷めた目つきで見つていめた。