【一気読み改訂版】とし子の悲劇
【第84話】
またところ変わって、ケーズデンキの店舗の事務所にて…
けいこさんの娘さんがボロボロに傷ついて恥ずかしい姿になったまま行方不明になった…
事件が原因で、あいつは集中して仕事に取り組めなくなったようだ。
あいつは、上司の男性から書面を作り直せと言われたので気落ちした。
「オドレはやる気があるんか!?ちったぁ気合いをいれて仕事に取り組め!!書面を1から作り直せ!!」
気持ちがギスギスしていたあいつは『オレ…どうしてケーズデンキに就職したのか…ケーズデンキで何がしたかったのか…」とつぶやいた。
あいつの気持ちは、少しずつダセイに向かっていたようだ。
そして、10月1日の早朝のことであった。
事務所にやって来たあいつは、デスクをきれいに整理して荷物をまとめた。
その後、職場を出ようと出勤してきた事務の女性に呼び止められた。
女性は、あいつに対して『デスクをきれいに整理をしていたけど…どうなされるのですか?』と聞いたが、あいつは『止めるな!!』と怒りながら職場から出た。
それから2時間半後であった。
店舗の事務所に、上司の男性がやって来た。
「おはよう…あれ、ひろみちさんは?」
「ひろみちさんは、さきほど怒って出て行きました。」
「何だと!?」
あいつが職場放棄をしたことを聞いた上司の男性は、カンカンに怒った。
職場放棄をしたあいつは、家出をしたあとけいこさんのもとに行った。
上司の男性は、イライラした表情であいつのケータイに電話したが、つながらなかった。
上司の男性は、そうとうイラついていた。
その頃であった。
あいつは、けいこさんと一緒に鳴門北インターの近くにあるラブホに行って、ベッドの上で激しく求め合っていた。
「あいつ…電話にでないな…」
その頃であった。
上司の男性は、イライラした表情であいつの自宅に電話した。
電話は、嫂《おねえ》が応対した。
「ひろみちさんですか…いえ…ここ2~3日家に帰ってませんけど、どうかなさいました?」
嫂《おねえ》からことの次第を聞いた上司は、ビックリした。
上司は、高松市仏生山町《たかまつぶっしょうざん》で暮らしている武方《たけかた》さんの奥さまに電話した。
奥さまと上司の男性の電話のやりとりを聞いた武方《たけかた》さんは、アタシがバイトをしている昭和町のファミマへ行った。
武方《たけかた》さんは、あいつが職場放棄をしたことをアタシに伝えた。
しかし、アタシは『カンケーないわよ!!』と言うて怒り狂った。
新しく来たお弁当を陳列ケースに並べた後、アタシは古いお弁当が入っているキャリーを整理しながら武方《たけかた》さんに言うた。
「あのね!!アタシはあいつを棄《す》てて女ひとりで活きると決意したのよ!!あいつに女がいようといまいとアタシには関係ないわよ!!それよりもあんた、用がないのであれば帰りなさいよ!!」
「とし子さん、このままでは帰ることができないのだよ…ひろみちさんが職場放棄して家出したから困っているのだよ…」
「あいつが職場放棄したあと、どうなろうとアタシは困らないわよ!!あんたがひとりでオタオタしているだけじゃないのよ!!なさけないわねミミズ!!」
「とし子さん、それは言いすぎだよぉ…」
「ここは職場よ!!帰ってと言うたら帰りなさいよストーカージジイ!!」
「こっちはものすごく困っているのだよ…」
「はぐいたらしいわね!!あいつが職場放棄したことを聞いても、アタシは痛くもかゆくもないし、つらい悲しいとも思ってないわよ!!」
「わたしは困っているのだよ…」
「あんたの困りごとなんかアタシには関係ないわよ!!」
「わたしは、ひろみちがケーズデンキに就職する際に保証人になったのだよ~」
「だからあんたは痛い目に遭ったのよ!!人からたのまれたことをホイホイホイホイ引き受けるから周囲《まわり》にメーワクが広まったのよ!!」
「とし子さん、保証人がいないと就職することができないのだよ〜」
「保証人がいないと就職できないと言うホーリツを作った政治家は誰よ!!」
「だから、就職した人がおカネや商品を持ち逃げした時や職場に損害を与えた時にベンショウできん時は保証人がベンショウすると言う…」
「保証人を引き受けたあんたがオタオタしてどーするのよ!?なさけないわね!!あの虫ケラも虫ケラでなさけないわね!!みんながインターンなどをしていたときに、あの虫ケラはダラダラダラダラしていた…みんなが就職先が決まった時にオタオタオタオタオタオタとひとりでバカみたいにさわぎまくった!!…なんでナマケモノのあいつの就職をお世話を引き受けたのよ!?」
「とし子さん、ひろみちさんは大学のタンイが不足しそうになったからゼミを優先したのだよ〜…レポートの提出などがたくさんあったから…」
「それは大ウソよ!!あいつはナマケモノだからタンイ取ろうと言うシセイがないのよ!!」
「とし子さん!!」
「それよりも、あと3分したら本部の人が来るわよ!!」
「本部の人が来たっていいじゃないか…」
「あんた、本部の人に凄んで行く度胸はあると言いたいのね!!」
「ああ!!そうだよ!!こっちは非常事態なんだからと言えば食い下がる…」
「今本部の人が来たわよ!!アタシは一切関知しないわよ!!」
アタシはお弁当のキャリーの整理を終えた後、店の中に入った。
武方《たけかた》さんは、本部の人に本当に凄んで行った。
そこで、ひどいもめ事が生じた。
バカじゃないの…
早々と玉砕するなんて…
アタシは、武方《たけかた》さんを冷めた目つきでにらみつけた。
けいこさんの娘さんがボロボロに傷ついて恥ずかしい姿になったまま行方不明になった…
事件が原因で、あいつは集中して仕事に取り組めなくなったようだ。
あいつは、上司の男性から書面を作り直せと言われたので気落ちした。
「オドレはやる気があるんか!?ちったぁ気合いをいれて仕事に取り組め!!書面を1から作り直せ!!」
気持ちがギスギスしていたあいつは『オレ…どうしてケーズデンキに就職したのか…ケーズデンキで何がしたかったのか…」とつぶやいた。
あいつの気持ちは、少しずつダセイに向かっていたようだ。
そして、10月1日の早朝のことであった。
事務所にやって来たあいつは、デスクをきれいに整理して荷物をまとめた。
その後、職場を出ようと出勤してきた事務の女性に呼び止められた。
女性は、あいつに対して『デスクをきれいに整理をしていたけど…どうなされるのですか?』と聞いたが、あいつは『止めるな!!』と怒りながら職場から出た。
それから2時間半後であった。
店舗の事務所に、上司の男性がやって来た。
「おはよう…あれ、ひろみちさんは?」
「ひろみちさんは、さきほど怒って出て行きました。」
「何だと!?」
あいつが職場放棄をしたことを聞いた上司の男性は、カンカンに怒った。
職場放棄をしたあいつは、家出をしたあとけいこさんのもとに行った。
上司の男性は、イライラした表情であいつのケータイに電話したが、つながらなかった。
上司の男性は、そうとうイラついていた。
その頃であった。
あいつは、けいこさんと一緒に鳴門北インターの近くにあるラブホに行って、ベッドの上で激しく求め合っていた。
「あいつ…電話にでないな…」
その頃であった。
上司の男性は、イライラした表情であいつの自宅に電話した。
電話は、嫂《おねえ》が応対した。
「ひろみちさんですか…いえ…ここ2~3日家に帰ってませんけど、どうかなさいました?」
嫂《おねえ》からことの次第を聞いた上司は、ビックリした。
上司は、高松市仏生山町《たかまつぶっしょうざん》で暮らしている武方《たけかた》さんの奥さまに電話した。
奥さまと上司の男性の電話のやりとりを聞いた武方《たけかた》さんは、アタシがバイトをしている昭和町のファミマへ行った。
武方《たけかた》さんは、あいつが職場放棄をしたことをアタシに伝えた。
しかし、アタシは『カンケーないわよ!!』と言うて怒り狂った。
新しく来たお弁当を陳列ケースに並べた後、アタシは古いお弁当が入っているキャリーを整理しながら武方《たけかた》さんに言うた。
「あのね!!アタシはあいつを棄《す》てて女ひとりで活きると決意したのよ!!あいつに女がいようといまいとアタシには関係ないわよ!!それよりもあんた、用がないのであれば帰りなさいよ!!」
「とし子さん、このままでは帰ることができないのだよ…ひろみちさんが職場放棄して家出したから困っているのだよ…」
「あいつが職場放棄したあと、どうなろうとアタシは困らないわよ!!あんたがひとりでオタオタしているだけじゃないのよ!!なさけないわねミミズ!!」
「とし子さん、それは言いすぎだよぉ…」
「ここは職場よ!!帰ってと言うたら帰りなさいよストーカージジイ!!」
「こっちはものすごく困っているのだよ…」
「はぐいたらしいわね!!あいつが職場放棄したことを聞いても、アタシは痛くもかゆくもないし、つらい悲しいとも思ってないわよ!!」
「わたしは困っているのだよ…」
「あんたの困りごとなんかアタシには関係ないわよ!!」
「わたしは、ひろみちがケーズデンキに就職する際に保証人になったのだよ~」
「だからあんたは痛い目に遭ったのよ!!人からたのまれたことをホイホイホイホイ引き受けるから周囲《まわり》にメーワクが広まったのよ!!」
「とし子さん、保証人がいないと就職することができないのだよ〜」
「保証人がいないと就職できないと言うホーリツを作った政治家は誰よ!!」
「だから、就職した人がおカネや商品を持ち逃げした時や職場に損害を与えた時にベンショウできん時は保証人がベンショウすると言う…」
「保証人を引き受けたあんたがオタオタしてどーするのよ!?なさけないわね!!あの虫ケラも虫ケラでなさけないわね!!みんながインターンなどをしていたときに、あの虫ケラはダラダラダラダラしていた…みんなが就職先が決まった時にオタオタオタオタオタオタとひとりでバカみたいにさわぎまくった!!…なんでナマケモノのあいつの就職をお世話を引き受けたのよ!?」
「とし子さん、ひろみちさんは大学のタンイが不足しそうになったからゼミを優先したのだよ〜…レポートの提出などがたくさんあったから…」
「それは大ウソよ!!あいつはナマケモノだからタンイ取ろうと言うシセイがないのよ!!」
「とし子さん!!」
「それよりも、あと3分したら本部の人が来るわよ!!」
「本部の人が来たっていいじゃないか…」
「あんた、本部の人に凄んで行く度胸はあると言いたいのね!!」
「ああ!!そうだよ!!こっちは非常事態なんだからと言えば食い下がる…」
「今本部の人が来たわよ!!アタシは一切関知しないわよ!!」
アタシはお弁当のキャリーの整理を終えた後、店の中に入った。
武方《たけかた》さんは、本部の人に本当に凄んで行った。
そこで、ひどいもめ事が生じた。
バカじゃないの…
早々と玉砕するなんて…
アタシは、武方《たけかた》さんを冷めた目つきでにらみつけた。