【一気読み改訂版】とし子の悲劇
【第94話】
2022年7月13日のことであった。
まさおさんは、4月中に提出する予定だったレポートの提出が間に合わなかったので、単位をひとつ落としていたことが明らかになった。
もうひとつ、まさおさんが好きなカノジョが医学部の男子学生のAさん(6回生)と婚約したことも明らかになった。
まさおさんは、その2つを苦に大学へ行くことをやめてしまった。
大学へ行くことをやめたまさおさんは、中学時代の仲良しであるヤンキーの男たち6人の元で過ごしていた。
これにより、まさおさんの心のすさみがさらに加速したようだ。
7月13日の夕方5時40分頃であった。
ところ変わって、南国市緑ヶ丘の高級住宅地にある豪邸にて…
豪邸は、まさおさんが好きだったカノジョと婚約した医学部の男子学生のAさんの家である。
この日、カノジョは婚約者のAさんの両親に会う予定であった。
しかし、ご両親が親類の家に行ってたので家に不在であった…
現場実習に行ってたAさんは、終了予定時刻になった時に急患が入ったのでまだ帰宅していなかった…
この時、まさおさんとまさおさんの中学時代の同級生の男たち6人は、先回りして、Aさんの家に行った。
カノジョは、まさおさんたちがやって来てから20分後にAさんの家に到着した。
家にいたメイドさんは、カノジョに対して『お坊っちゃまは少し帰りが遅くなりますが…お友だちの方がお坊っちゃまの部屋で待たれています…』と困った声で言うた。
カノジョは、平素な表情で『大丈夫よ』と言うたあと、Aさんの部屋に入った。
そしたら…
部屋の中に、まさおさんとヤンキーの男たち6人がいた。
「まさおくん。」
「久しぶりだね…」
「今日はAさんのご両親と会う予定なのよ…」
「だから…オレたちはお祝いに来たのだよぉ…」
「そうだよ…(まさおさんが好きだったカノジョ)さんの婚約のお祝いに友人が来るのは当然のことじゃないか…オレたち、(まさおさんが好きだったカノジョ)さんが医大生のAさんと婚約が決まったことを喜んでいるんだよ…なあ…」
「ああ…うれしいよ。」
「うれしいよ。」
「うれしいよ。」
「…だろ、みんなうれしいうれしいと言うてるよ。」
「まさおもおめでとうと言うているよ…ほら、お前らもおめでとうと祝福してやれよ…ほら…」
「ああ…おめでとう…婚約おめでとう…」
カノジョは、とがった声で『本当にお祝いしてくれているの?』と彼らに言うた。
リーダーの男は『本当だってば…』と答えた。
思い切りブチ切れたカノジョは、スマホを取り出したあと電話しようとした。
この時、3人の男がカノジョの腕を思い切りつかんだ。
「何するのよ!?離して!!」
「オラ!!今どこへ電話しようとしていた!?」
「どこへって、あなたたちがアタシをブジョクしたからアタシの元カレの構成員《チンピラ》に助けを求めるのよ!!イヤ!!離して!!」
まさおさんの仲間たちの男3人は、カノジョをベッドへむりやり寝かせた後、身体を思い切り押さえつけた。
「離して!!やめて!!イヤ!!」
まさおさんは、刃渡りが鋭いサバイバルナイフでカノジョをイカクした。
「イヤ…やめて!!」
「ふざけるな!!オドレはまさおを裏切って金持ちの家のクソ野郎(A)と婚約した!!…その上にヤクザの男ともフタマタかけていたことも聞いたから、思い切り怒っとんや!!あやまれ!!まさおにあやまれ!!」
「アタシは何の落ち度もないわよ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
まさおさんは、カノジョが着ていたロイヤルブルーのサマーカーディガンをナイフで切り裂いた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
まさおさんは、カノジョが着ていたブラウスを思い切り破ったあとブラウスの下に着ていたインナーとブラジャーを切り裂いた。
二人の男は、スカートの中に手首を入れてショーツを無理やり脱がした。
5人の男たちは、ボロボロに傷つくまでカノジョを犯した。
Aさんの部屋で発生したさわぎを聞いたメイドさんは、大急ぎでご主人さまに電話をして助けを求めた。
その時であった。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
まさおさんがスタンガンでメイドさんを攻撃して気絶させた後、ナイフで電話線を切断した。
それから4時間後であった。
男たちからきついレイプを受けたカノジョは、ワーワーと声をあげて泣いていた。
「まさおを裏切ってクソ野郎と婚約をした…その上に、ヤクザとフタマタをかけていたから天罰を加えた!!まさおが大学に行けなくなったのは、全部あんたが悪いのだよ!!アバよ!!」
まさおさんと男5人は、このあと家の中を物色して金品を盗んだあと、現場から立ち去った。
まさおさんとヤンキーの男たち5人が立ち去ってから10分後であった。
Aさんとご両親の3人が帰宅した。
この時、家の中がグチャグチャに荒らされていた…
婚約者のカノジョが恥ずかしい姿でAさんの部屋のベッドに横たわっていた…
恐ろしい現場を見たAさんとAさんの両親は、ひどいショックを受けた。
「ああ…どうしてこんなことになったの…」
「私たちには何の落ち度もないのに…」
そして翌朝のことであった。
集団レイプ事件が発生した時、アタシは春野の家にいた。
アタシは、あいつとふじおさんとまさおさんの帰りを一晩中待っていた。
ダンナは、残業で一晩中会社にいた。
ふじおさんとまさおさんも帰宅していなかった。
待ちくたびれたアタシは、そのまま眠りについた。
その日の朝であったが、アタシのスマホにわけのわからない英文字がならんでいるメアドでメールの着信が来た。
メールには、とし子さんへ…画像と書かれていた。
アタシが画像にタップした時であった。
「ギャー!!やめて!!やめて!!イヤー!!イヤー!!Aさーん!!助けて!!おとーさーん!!」
画像は、まさおさんが好きだったカノジョが派手な髪の毛の男5人に集団で犯されているシーンが映っていた。
なっ…
何で…
何で、レイプシーンの動画がアタシのスマホに…
やめて…
やめて…
イヤー!!
ものすごく恐ろしいレイプシーンを見たアタシは、頭がサクラン状態におちいった。
たいへんだ…
あいつを呼ばないと…
サクラン状態におちいったアタシは、わらをもすがる思いでスマホを手にしたあと、あいつのスマホに電話をした。
しかし…
着信音が鳴りっぱなしであった…
お願い…
電話に出てよ…
早く…
アタシは、電話を切ったあとあいつがいる会社に電話をかけた。
(カチャッ…)
会社の人が電話に出たので、アタシはあいつを呼んでくださいとたのんだ。
「もしもし…主人はそちらにいますか?すみません、すぐに呼び出してください…えっ…席を外しているって…あの、どちらに行かれたのかご存知ですか…すみませんけれど、主人が戻ったら、うちに電話をするように言うてください!!アタシ、ものすごく困っているのですよ!!」
(ガチャーン!!)
思い切りブチ切れたアタシは、ガチャーンと電話を切った。
こんな非常事態に…
あいつは席を外して…
どこへ行ったのよ…
もう怒ったわよ!!
こうなったら…
あいつとふじおさんとまさおさんの父子3人を血の池地獄へ墜《お》として焼き殺してやる!!
焼き殺してやる!!
この時、アタシはあいつとふじおさんとまさおさんの父子3人に対するうらみをより一層強めた…
同時に、アタシの男ギライがさらにひどくなった。
まさおさんは、4月中に提出する予定だったレポートの提出が間に合わなかったので、単位をひとつ落としていたことが明らかになった。
もうひとつ、まさおさんが好きなカノジョが医学部の男子学生のAさん(6回生)と婚約したことも明らかになった。
まさおさんは、その2つを苦に大学へ行くことをやめてしまった。
大学へ行くことをやめたまさおさんは、中学時代の仲良しであるヤンキーの男たち6人の元で過ごしていた。
これにより、まさおさんの心のすさみがさらに加速したようだ。
7月13日の夕方5時40分頃であった。
ところ変わって、南国市緑ヶ丘の高級住宅地にある豪邸にて…
豪邸は、まさおさんが好きだったカノジョと婚約した医学部の男子学生のAさんの家である。
この日、カノジョは婚約者のAさんの両親に会う予定であった。
しかし、ご両親が親類の家に行ってたので家に不在であった…
現場実習に行ってたAさんは、終了予定時刻になった時に急患が入ったのでまだ帰宅していなかった…
この時、まさおさんとまさおさんの中学時代の同級生の男たち6人は、先回りして、Aさんの家に行った。
カノジョは、まさおさんたちがやって来てから20分後にAさんの家に到着した。
家にいたメイドさんは、カノジョに対して『お坊っちゃまは少し帰りが遅くなりますが…お友だちの方がお坊っちゃまの部屋で待たれています…』と困った声で言うた。
カノジョは、平素な表情で『大丈夫よ』と言うたあと、Aさんの部屋に入った。
そしたら…
部屋の中に、まさおさんとヤンキーの男たち6人がいた。
「まさおくん。」
「久しぶりだね…」
「今日はAさんのご両親と会う予定なのよ…」
「だから…オレたちはお祝いに来たのだよぉ…」
「そうだよ…(まさおさんが好きだったカノジョ)さんの婚約のお祝いに友人が来るのは当然のことじゃないか…オレたち、(まさおさんが好きだったカノジョ)さんが医大生のAさんと婚約が決まったことを喜んでいるんだよ…なあ…」
「ああ…うれしいよ。」
「うれしいよ。」
「うれしいよ。」
「…だろ、みんなうれしいうれしいと言うてるよ。」
「まさおもおめでとうと言うているよ…ほら、お前らもおめでとうと祝福してやれよ…ほら…」
「ああ…おめでとう…婚約おめでとう…」
カノジョは、とがった声で『本当にお祝いしてくれているの?』と彼らに言うた。
リーダーの男は『本当だってば…』と答えた。
思い切りブチ切れたカノジョは、スマホを取り出したあと電話しようとした。
この時、3人の男がカノジョの腕を思い切りつかんだ。
「何するのよ!?離して!!」
「オラ!!今どこへ電話しようとしていた!?」
「どこへって、あなたたちがアタシをブジョクしたからアタシの元カレの構成員《チンピラ》に助けを求めるのよ!!イヤ!!離して!!」
まさおさんの仲間たちの男3人は、カノジョをベッドへむりやり寝かせた後、身体を思い切り押さえつけた。
「離して!!やめて!!イヤ!!」
まさおさんは、刃渡りが鋭いサバイバルナイフでカノジョをイカクした。
「イヤ…やめて!!」
「ふざけるな!!オドレはまさおを裏切って金持ちの家のクソ野郎(A)と婚約した!!…その上にヤクザの男ともフタマタかけていたことも聞いたから、思い切り怒っとんや!!あやまれ!!まさおにあやまれ!!」
「アタシは何の落ち度もないわよ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
まさおさんは、カノジョが着ていたロイヤルブルーのサマーカーディガンをナイフで切り裂いた。
「イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!イヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」
まさおさんは、カノジョが着ていたブラウスを思い切り破ったあとブラウスの下に着ていたインナーとブラジャーを切り裂いた。
二人の男は、スカートの中に手首を入れてショーツを無理やり脱がした。
5人の男たちは、ボロボロに傷つくまでカノジョを犯した。
Aさんの部屋で発生したさわぎを聞いたメイドさんは、大急ぎでご主人さまに電話をして助けを求めた。
その時であった。
(ビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリビリ!!)
まさおさんがスタンガンでメイドさんを攻撃して気絶させた後、ナイフで電話線を切断した。
それから4時間後であった。
男たちからきついレイプを受けたカノジョは、ワーワーと声をあげて泣いていた。
「まさおを裏切ってクソ野郎と婚約をした…その上に、ヤクザとフタマタをかけていたから天罰を加えた!!まさおが大学に行けなくなったのは、全部あんたが悪いのだよ!!アバよ!!」
まさおさんと男5人は、このあと家の中を物色して金品を盗んだあと、現場から立ち去った。
まさおさんとヤンキーの男たち5人が立ち去ってから10分後であった。
Aさんとご両親の3人が帰宅した。
この時、家の中がグチャグチャに荒らされていた…
婚約者のカノジョが恥ずかしい姿でAさんの部屋のベッドに横たわっていた…
恐ろしい現場を見たAさんとAさんの両親は、ひどいショックを受けた。
「ああ…どうしてこんなことになったの…」
「私たちには何の落ち度もないのに…」
そして翌朝のことであった。
集団レイプ事件が発生した時、アタシは春野の家にいた。
アタシは、あいつとふじおさんとまさおさんの帰りを一晩中待っていた。
ダンナは、残業で一晩中会社にいた。
ふじおさんとまさおさんも帰宅していなかった。
待ちくたびれたアタシは、そのまま眠りについた。
その日の朝であったが、アタシのスマホにわけのわからない英文字がならんでいるメアドでメールの着信が来た。
メールには、とし子さんへ…画像と書かれていた。
アタシが画像にタップした時であった。
「ギャー!!やめて!!やめて!!イヤー!!イヤー!!Aさーん!!助けて!!おとーさーん!!」
画像は、まさおさんが好きだったカノジョが派手な髪の毛の男5人に集団で犯されているシーンが映っていた。
なっ…
何で…
何で、レイプシーンの動画がアタシのスマホに…
やめて…
やめて…
イヤー!!
ものすごく恐ろしいレイプシーンを見たアタシは、頭がサクラン状態におちいった。
たいへんだ…
あいつを呼ばないと…
サクラン状態におちいったアタシは、わらをもすがる思いでスマホを手にしたあと、あいつのスマホに電話をした。
しかし…
着信音が鳴りっぱなしであった…
お願い…
電話に出てよ…
早く…
アタシは、電話を切ったあとあいつがいる会社に電話をかけた。
(カチャッ…)
会社の人が電話に出たので、アタシはあいつを呼んでくださいとたのんだ。
「もしもし…主人はそちらにいますか?すみません、すぐに呼び出してください…えっ…席を外しているって…あの、どちらに行かれたのかご存知ですか…すみませんけれど、主人が戻ったら、うちに電話をするように言うてください!!アタシ、ものすごく困っているのですよ!!」
(ガチャーン!!)
思い切りブチ切れたアタシは、ガチャーンと電話を切った。
こんな非常事態に…
あいつは席を外して…
どこへ行ったのよ…
もう怒ったわよ!!
こうなったら…
あいつとふじおさんとまさおさんの父子3人を血の池地獄へ墜《お》として焼き殺してやる!!
焼き殺してやる!!
この時、アタシはあいつとふじおさんとまさおさんの父子3人に対するうらみをより一層強めた…
同時に、アタシの男ギライがさらにひどくなった。