私の事情





「実際、頼南君のことどうおもってんの?きらいぢゃないんでしょ(笑)」

『ん~。ライは、好きだよ~友達として!(笑)陸斗君も、優砂もみんな大好きだよ~(笑)』

「はあ~…そうですか~頼南君かわいそ(笑)」

『あはは!でも中途半端な気持ちで付き合ったりしたら相手に失礼でしょ?だから自分の気持ちが100%になるまで付き合わないの。』
「そうかあ~…。じゃあさじゃあさ陸斗とユウを50%としたら頼南君は何%くらい?(笑)」


あれから時間はすぎ今はもう今日最後の授業中。

席が前後の私たちはガールズトーク中。

『ん~…そうだなあ…51%かな(笑)』

「1%だけかい!!」

「「あははは!!!!!!」」

わたしたちが笑うとそれをさえぎるように



『ソコの2人!!!うるさいぞ!』



ブヨブヨに太ったブタめがねの先生が怒鳴った。


きも~…



「「すいませ~ん」」

わたしと香菜はいかにも「反省してません!」って感じにブタめがねに謝った

謝られたのがよほど嬉しいのかブタめがねは満足気に授業を再開していた
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