急な辞令に納得いかないので人事部長を襲ってみたところ、返り討ちにあった件
そしてそれから時が過ぎ。
「……大変だったら、辞めてもいいんですよ?」
と、躊躇いがちに佐藤俊生が口を開く。
えっ?!なに?このタイミングでクビ宣告?
なんというトラップ!エゲツなさ!!
びっくりしすぎて、あっと言う間に涙は引っこんでしまう。
ガバリと頭を起こして恨めしそうに佐藤俊生の顔を見ると、「違う違う、そう言う意味じゃなくて」と慌てた表情。
「もし、辛くて会社を辞めたとしても、大山さんを養えるくらいの稼ぎはあるから、俺と、結婚しませんか?って言いたくて」
そう言う佐藤俊生の手にはいつの間に用意していたのか、小さなケースの中で光る、ダイヤモンドの指輪があった。
え?
どういう展開?
なんなのこれ?
多分プロポーズされてるのだろうけど、どうしてそういう流れになったのか全然理解できない。
と、いうか我々まだそういう仲になってまだ3か月だし、もっと言うならそもそも付き合ってないし。
慌てる私に、
「月日なんて関係ないし、そもそも俺は最初から付き合ってるつもりだったけど?」と佐藤俊生。
「それに好きでもない相手と、いくらなんでも延長で相談とか言いながら、時間外まで対応する訳ないでしょ?」
「……大変だったら、辞めてもいいんですよ?」
と、躊躇いがちに佐藤俊生が口を開く。
えっ?!なに?このタイミングでクビ宣告?
なんというトラップ!エゲツなさ!!
びっくりしすぎて、あっと言う間に涙は引っこんでしまう。
ガバリと頭を起こして恨めしそうに佐藤俊生の顔を見ると、「違う違う、そう言う意味じゃなくて」と慌てた表情。
「もし、辛くて会社を辞めたとしても、大山さんを養えるくらいの稼ぎはあるから、俺と、結婚しませんか?って言いたくて」
そう言う佐藤俊生の手にはいつの間に用意していたのか、小さなケースの中で光る、ダイヤモンドの指輪があった。
え?
どういう展開?
なんなのこれ?
多分プロポーズされてるのだろうけど、どうしてそういう流れになったのか全然理解できない。
と、いうか我々まだそういう仲になってまだ3か月だし、もっと言うならそもそも付き合ってないし。
慌てる私に、
「月日なんて関係ないし、そもそも俺は最初から付き合ってるつもりだったけど?」と佐藤俊生。
「それに好きでもない相手と、いくらなんでも延長で相談とか言いながら、時間外まで対応する訳ないでしょ?」