先生の家
「つらかったな 怖かったな気づ

いてやれずごめんな」

「ご、ごじょーせんせぃは悪くない」

「いっぱい泣け全部出しちまえ」

先生は背中を撫でてくれた

とても優しい手つきでゆっくりと

リズムよく撫でてくれた

「うぅ…うぅ……うっヒックヒック…うっ」

「頑張ったな七海めちゃくちゃ頑張った」

そうしている内に私は泣き疲れて

寝てしまった

起きたら朝になっていて隣に五条

先生が寝ていた

< 21 / 24 >

この作品をシェア

pagetop