アンコール マリアージュ
「いやー、さすがに疲れたなー」
「そうだね。でも充実感で一杯」
「ああ。良かったな、サプライズ大成功で」
「うん。拓真くんも、絶妙なフォローありがとね」
拓真と並んで最寄り駅から寮へと歩きながら、真菜は笑顔を向ける。
「どういたしまして。あ、そうだ。ちょっとこのコンビニ寄っていいか?」
「うん、もちろん」
拓真は店内に入って行ったかと思うと、あっという間に出て来た。
「はい、コロッケ」
「え、もらっていいの?」
「どうぞ」
「ありがとうー!お腹ペコペコだったの」
「だろうな」
早速コロッケを頬張りながら、真菜は、ん?
と拓真を見る。
「お前、パーティーでケーキ入刀の時、すんごい音で腹、鳴ってたぞ」
「ええ?聞こえてたの?」
「当たり前だろ?あんな大音量で、グールグルグルーッて。俺、笑っちゃってカメラ持つ手が震えたぞ」
「ふふふ、ごめーん。美味しそうなケーキ見てたら、ついね」
寮に到着し、コロッケありがとね、ともう一度言ってから、また明日と拓真と別れた。
「はー、疲れた。でも素敵な1日だったなー」
シャワーを浴び、ベッドに倒れ込んだ真菜は、今日1日を振り返り笑顔になる。
「新婦様も綺麗だったし、新郎様もかっこよかったー。幸せそうだったな」
そして、壁に貼ってある真の写真に目をやる。
「でもでも、やっぱり真さんが1番かっこいいー!ぐひひっ」
不気味な声で笑い、真菜は笑みを浮かべたままスーッと眠りに落ちた。
「そうだね。でも充実感で一杯」
「ああ。良かったな、サプライズ大成功で」
「うん。拓真くんも、絶妙なフォローありがとね」
拓真と並んで最寄り駅から寮へと歩きながら、真菜は笑顔を向ける。
「どういたしまして。あ、そうだ。ちょっとこのコンビニ寄っていいか?」
「うん、もちろん」
拓真は店内に入って行ったかと思うと、あっという間に出て来た。
「はい、コロッケ」
「え、もらっていいの?」
「どうぞ」
「ありがとうー!お腹ペコペコだったの」
「だろうな」
早速コロッケを頬張りながら、真菜は、ん?
と拓真を見る。
「お前、パーティーでケーキ入刀の時、すんごい音で腹、鳴ってたぞ」
「ええ?聞こえてたの?」
「当たり前だろ?あんな大音量で、グールグルグルーッて。俺、笑っちゃってカメラ持つ手が震えたぞ」
「ふふふ、ごめーん。美味しそうなケーキ見てたら、ついね」
寮に到着し、コロッケありがとね、ともう一度言ってから、また明日と拓真と別れた。
「はー、疲れた。でも素敵な1日だったなー」
シャワーを浴び、ベッドに倒れ込んだ真菜は、今日1日を振り返り笑顔になる。
「新婦様も綺麗だったし、新郎様もかっこよかったー。幸せそうだったな」
そして、壁に貼ってある真の写真に目をやる。
「でもでも、やっぱり真さんが1番かっこいいー!ぐひひっ」
不気味な声で笑い、真菜は笑みを浮かべたままスーッと眠りに落ちた。