神殺しのクロノスタシスⅤ〜前編〜
「なんて名前なんだ?」
「ベリーシュだよ。ベリーシュ・クルークス」
…ベリーシュ、ね。
「それ、自分で決めたのか?」
「うん。似合わないかな?」
「良いんじゃねぇの?呼びやすくて」
俺も区別がしやすくなって、助かったよ。
オリジナルの方がベリクリーデで、二人目がベリーシュな。
今度からは、そう呼び分けるとしよう。
「改めて…宜しくね、ジュリス」
「あぁ。宜しく…ベリーシュ」
なんとも、奇妙な出会いだが。
少なくともベリーシュは、ドッペルゲンガーと違って、ベリクリーデに敵対する意志はない。
ならば、共存も可能だろう。
「ベリーシュだよ。ベリーシュ・クルークス」
…ベリーシュ、ね。
「それ、自分で決めたのか?」
「うん。似合わないかな?」
「良いんじゃねぇの?呼びやすくて」
俺も区別がしやすくなって、助かったよ。
オリジナルの方がベリクリーデで、二人目がベリーシュな。
今度からは、そう呼び分けるとしよう。
「改めて…宜しくね、ジュリス」
「あぁ。宜しく…ベリーシュ」
なんとも、奇妙な出会いだが。
少なくともベリーシュは、ドッペルゲンガーと違って、ベリクリーデに敵対する意志はない。
ならば、共存も可能だろう。