再会から始まる両片思い〜救命士の彼は彼女の心をつかまえたい〜
あれから2週間が経ち、何度かに救急外来の担当になるがあれから会うことはなかった。
ホットラインが鳴るたびに彼らが来るのではないかと期待してしまうがなかなかそううまくはいかない。
そんな時、紗衣ちゃんから飲み会のお誘いがあった。紗衣ちゃんが救急外来の時に彼らが担当できたようだ。その後私のシフトと見比べ飲み会の日にちを連絡したらしい。
私に予定があったらどうするのよ、と突っ込みたいところだが、予定がないのを知っている彼女らしい采配だ。
彼らのチームはちょうど当直明けで翌日は休み。私たちの日勤の間は寝られるから、と飲み会の日が決まったようだ。
「のどかさん、楽しみですね!」
私と1つしか変わらないはずなのに、可愛らしい彼女はくるくると表情を変える。なによりまわりを和ごますのも上手だ。こんなに可愛らしい雰囲気なのにひとたび仕事となるとキビキビしているのでどちらが本当の彼女なのかわからなくなる。けれど彼女はどれも本物で、ある意味裏がない。TPOに合わせた態度なのかもしれない。
私も彼らとの飲み会は少し楽しみでもあったので3日後が少しだけ待ち遠しかった。
ホットラインが鳴るたびに彼らが来るのではないかと期待してしまうがなかなかそううまくはいかない。
そんな時、紗衣ちゃんから飲み会のお誘いがあった。紗衣ちゃんが救急外来の時に彼らが担当できたようだ。その後私のシフトと見比べ飲み会の日にちを連絡したらしい。
私に予定があったらどうするのよ、と突っ込みたいところだが、予定がないのを知っている彼女らしい采配だ。
彼らのチームはちょうど当直明けで翌日は休み。私たちの日勤の間は寝られるから、と飲み会の日が決まったようだ。
「のどかさん、楽しみですね!」
私と1つしか変わらないはずなのに、可愛らしい彼女はくるくると表情を変える。なによりまわりを和ごますのも上手だ。こんなに可愛らしい雰囲気なのにひとたび仕事となるとキビキビしているのでどちらが本当の彼女なのかわからなくなる。けれど彼女はどれも本物で、ある意味裏がない。TPOに合わせた態度なのかもしれない。
私も彼らとの飲み会は少し楽しみでもあったので3日後が少しだけ待ち遠しかった。