そのギャップは、恋の始まり!?
ある土曜日の朝。
私、井上亜美は、朝起きたと同時に、とある忘れ物を学校にしてきてしまったことを思い出した。
宿題をしようと思ったのに、プリントが無いと出来ない……。何で昨日に限って忘れてきてしまったのだろう。普段ならこんなミスしないのに。
月曜の朝早くに学校へ行って、宿題を済ませるという手もあるけれど、私にはそんな博打みたいなことは到底できるわけがなかった。
だからもちろん、このあと学校へ行く羽目になるわけで……。
それに今夜は、私の推し俳優の西宮翔太くんが出ている連ドラの放送日。
それまでに、他の宿題も含めて絶対に終わらせたい。
推しのドラマを観るときだけは、普段現実では感じないような「胸キュン」というものを感じられる。
これは推しにだけの感情。私に推しがいることは、他の誰にも言っていない。友達にも家族にも。
私、井上亜美は、朝起きたと同時に、とある忘れ物を学校にしてきてしまったことを思い出した。
宿題をしようと思ったのに、プリントが無いと出来ない……。何で昨日に限って忘れてきてしまったのだろう。普段ならこんなミスしないのに。
月曜の朝早くに学校へ行って、宿題を済ませるという手もあるけれど、私にはそんな博打みたいなことは到底できるわけがなかった。
だからもちろん、このあと学校へ行く羽目になるわけで……。
それに今夜は、私の推し俳優の西宮翔太くんが出ている連ドラの放送日。
それまでに、他の宿題も含めて絶対に終わらせたい。
推しのドラマを観るときだけは、普段現実では感じないような「胸キュン」というものを感じられる。
これは推しにだけの感情。私に推しがいることは、他の誰にも言っていない。友達にも家族にも。