チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!
か、可愛い~。
自分のこと、妃莉って言うんだ。
それに声もすごく可愛い。
あたしは一生かかっても、こんなに可愛くなれないなぁ。
「じゃあ、俺も。妖精さんと同じ世界史でも勉強しようかな~」
「って、朝陽。お前は数学でもやってろ。必須科目だろ」
「へいへい。碧って、おじさんくさい。親戚のおじさんとしゃべってるみたい。
と言っても、親戚のおじさん達は、俺にはなにも言ってこないけどね~」