チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


それよりも、そうやって小嶋先輩を挑発することで、小嶋先輩とみくちゃんがまたうまくいけばいいなと思ってやったことなんだ」


三浦くんは、メガネのブリッジをちょっとあげた。


「だから、小嶋先輩とみくちゃんがまた付き合うようになってくれてうれしいよ。


昨日の中庭での告白を見てたけど、悔しいよりもよかったね。っていう気持ちの方が大きかった」


「三浦くん……」


「よかったね、みくちゃん。また小嶋先輩と付き合えて」

< 307 / 541 >

この作品をシェア

pagetop