チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


朝陽くんの言葉は、いつでも恋愛初心者のあたしを惑わす。


朝陽くんは隣から距離をつめてきた。


ネクタイを交換するのは初めてなんて言われたら、うれしすぎて、ネクタイを握る手がするっと外れてしまう。


「みくちゃんはいい子だねー」


あたしの頭をさらりと撫でて、朝陽くんはあたしのネクタイの結び目に手をかけた。
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