チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「あ、朝陽くん。まだほどいてなかったんですか? けっこう長い時間がかかってる気がするんですけど」


「んー。もちろんね、ほどこうと思ったよ。思ったけど、みくの目をつむった顔があまりに可愛くて、みとれちゃった」


「……っ」


朝陽くんの言葉は、いつでも甘い。


「はい、みくちゃん。もう一度目をつむりましょうねー」

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