チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「そうなんだ、ありがとうみく。気をつかわせちゃってごめんね」


「いえいえ、ってあれ? 朝陽くん、今日はコーヒーじゃないんですか?」


とあたしは、きくさんが部屋を出ていった後に聞いた。


「うん、なんか今日はミネラルウォーターの気分だったんだよね」


そういう朝陽くんの顔が赤いような気がする。


声も昨日よりはいいけど、なんか鼻声のような気がする。
< 375 / 541 >

この作品をシェア

pagetop