チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「ち、違いますよ~」


「そんなこと言ってー。俺のことをえっちな目で見てる。やーん」


そう言って朝陽くんは、自分で自分の体を抱きしめた。


「だから、違いますって!」


急いで両手を横に振る。


「せ、先輩、猫アレルギーとかありますか?」


えっちーとか言われて焦って、どもってしまった。
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