チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「あ、あたしの……彼氏ですって」


紹介したいに決まってる。


うぅ、恥ずかしいよぉ。いたたまれないよぉ。


「へぇ、彼氏って紹介してくれるんだ、みくちゃんは~」


まだ顔をのぞきこんでいる先輩は、あたしの頬をつんつんとつつきながらこう言った。


「紹介してくれるなんて、うれしいなぁ。って、ところでみく、顔が真っ赤なのはどうして?」

< 392 / 541 >

この作品をシェア

pagetop