チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!
とママが頬に手を当ててため息をつく。
「相手の目を見て、ちゃんとお話しするのよ。って教えたら、それを忠実に守っちゃってね。
たまに、見すぎよ、みく。って思う時もあるぐらいなのよね」
「うんうん、わかる。お姉ちゃんって鈍くさいもんねー。まぁ、そういうところが朝陽先輩は好きだったわけだ」
「もぉ! ママも咲も言いたい放題なんだから! もういい。あたしは部屋に行くから。
先輩、あたしの部屋に案内します。狭いですけどっと、あれ?だいふくがいない。