チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


「了解。じゃあ、ちょっと並んでくるからここで待ってて」


人混みから、木があってちょっと人が少ない場所に連れていかれた。


「みくちゃんは可愛いから心配だなぁ。絶対ここを動かないでね。


変な男に声をかけられても、絶対についていっちゃダメだよ」


「はい」


朝陽くんの言葉に返事をしながら、なんだかパパに言われているみたいだと思った。


動かない、動かない。

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