チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


その声に振り向いて、頭を下げながらお礼を言う。


「ありがとうございました」


「どういたしまして。ってあれ?みくちゃん」


「え?」


頭を上げると、中ノ瀬先輩の姿が見えた。


「あれ?朝陽は? 今日はみくちゃんと一緒に花火を見に行くって言ってたけど」
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