チャラモテ先輩に、めちゃくちゃ溺愛されてますっ!


本当に“あーん”ってドラマとかマンガみたいにするのかな?


あたし、ちゃんとできるかな。


と思ったら、先輩が取り皿も頼んでくれた。


「みくちゃん、『ハードルが高すぎますっ!って言ってたからね。最初からいじめすぎちゃダメだしね~』


「せ、先輩っ」


うぅ、先輩、いじめっ子なだけじゃなくて、ちゃんと優しいです。


これじゃあ、あたし、顔の赤いのが止まりません。


「お待たせいたしました」
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