無自覚なお姫サマ
「あ!あのぉー私達莉央ちゃんの友達でぇ!」
「久々に会えたので莉央ちゃん感動しちゃって!よかったらみんなであそびましょーよぉ」

違う、遊びたくなんかない。ここから離れたい

茜先輩にぎゅっと縋るように抱きつく
茜先輩は応えるように抱きしめ返してくれる

それをみていた女の子達はチッと舌打ちをして

「もぉー。莉央ちゃんてばまた男に縋ってー。小悪魔ぢゃーん!」

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