無自覚なお姫サマ

「え、あ、あの、、、」
アタフタしてしまう。人見知り発動。どうしよう絶対変な子だって思われちゃう、あ、でもそのまま職員室に連れてかれるのなら大丈夫なのかっ
そう考えていると


「ん。大丈夫だよ。急がなくて大丈夫。」

ニコッと優しい顔と声で私を落ち着かせるように話をしてくれる。さっきも優しい声だったがさっきよりも断然優しい。

「あの、、、迷子になってしまって、理事長室に行かないといけないのに」
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