フユノサクラー真冬の夜、恋の桜が舞ったー
=とりあえずとす…③=




コンボイ:ああ、次の授業開始だわ。ってことで、上位2名様、あとよろしく!


ラッセル:初回日程もテキトーに決めといてくれていいわ。最初にラインのグループ設定したんだし。なんかあれば、それで連絡くれればさ


クズコ:じゃあ、そう言うことで散会ね


デスオ&ナツメロ:お疲れ様でしたー


雑食グループは折原末樹と横上流二の二人を残し、五人は疾風の如く自分の席へと戻って行った…


”なんなのよ、これ!ふざけてるでしょ、いくら何でも…”


マッキは真っ赤な顔で膨れていた…


***



「横上君、どうすんのよ!私たち二人で好きに決めろって、いくらなんでもメチャクチャよ」


「あのよー、どう考えてもお前だよ」


「!!!」


「オレが上位二人のうち、お前に投票するのわかりきってる上、他の連中は二人で話し合えってことさ。で、話はココで終局だしな。代表はお前ってことで、ナナボシさんには報告頼むぞ」


「…ちょっと、待ちなさいよ!」


「おお、先生来るって。席着かねーとヤバいだろ」


りゅーじんはマッキの腕を振り払って、自席に走って行った


”みんな、勝手なことばかりで私に押し付けて…。クソー!!”


マッキはこのまま引き下がる気などなかった


さらさら…





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