フユノサクラー真冬の夜、恋の桜が舞ったー
=雑食系集う③=
『はい!…横上君が遅まきながら、第三の選択肢を今、黒板に明示してくれました。”雑食系”と言うことです…』
”パチパチパチ…”
再び、拍手だった
今度は先程より、若干は大きく鳴り響いた
***
『それでは、机に座っている4人に聞きます。まず、夏本さん』
「はい…。私も肉食と草食、どっちも今いちだったんで、ここに留まりました。でも、ホントは雑食系って気持ちでした。でも、その選択肢はなかったので…」
『はい…、では次に…』
以下3人も、みな夏本芽路奈にほぼ同様…、ということだった
『まあ…!なら、あなた方4人は、その選択肢をどうして口にしなかったのかしら…』
どこまでもアニメ声のナンボシ先生
しかし、そのツッコミはいつもながらエグかった…
***
「先生…、私はそこまで、自分の意見を主張する勇気が出ませんでした。でも、横上君が提示した雑食系に行きたいんですが、私…」
この発言は折原末樹だった…
『…折原さん、ちょっと待ってね。ええと、じゃあ、他の人はどうなの。折原さんと同じとかかしら?』
「…私はマッキと一緒です。雑食系に支持です」(クズコ)
「私もです。雑食系がなかったので、あれ、どうして?とかって思ってるうちに時間来ちゃって」(ナツメロ)
「僕もですね。ないや、雑食系って。じゃあどうしようかなって考えてるうちにタイムオーバーでした」(デスオ)
ナナボシ先生は3人の発言中、何度も首をかしげていた…
『はい!…横上君が遅まきながら、第三の選択肢を今、黒板に明示してくれました。”雑食系”と言うことです…』
”パチパチパチ…”
再び、拍手だった
今度は先程より、若干は大きく鳴り響いた
***
『それでは、机に座っている4人に聞きます。まず、夏本さん』
「はい…。私も肉食と草食、どっちも今いちだったんで、ここに留まりました。でも、ホントは雑食系って気持ちでした。でも、その選択肢はなかったので…」
『はい…、では次に…』
以下3人も、みな夏本芽路奈にほぼ同様…、ということだった
『まあ…!なら、あなた方4人は、その選択肢をどうして口にしなかったのかしら…』
どこまでもアニメ声のナンボシ先生
しかし、そのツッコミはいつもながらエグかった…
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「先生…、私はそこまで、自分の意見を主張する勇気が出ませんでした。でも、横上君が提示した雑食系に行きたいんですが、私…」
この発言は折原末樹だった…
『…折原さん、ちょっと待ってね。ええと、じゃあ、他の人はどうなの。折原さんと同じとかかしら?』
「…私はマッキと一緒です。雑食系に支持です」(クズコ)
「私もです。雑食系がなかったので、あれ、どうして?とかって思ってるうちに時間来ちゃって」(ナツメロ)
「僕もですね。ないや、雑食系って。じゃあどうしようかなって考えてるうちにタイムオーバーでした」(デスオ)
ナナボシ先生は3人の発言中、何度も首をかしげていた…