フユノサクラー真冬の夜、恋の桜が舞ったー
第8章/恋よ来い❣
=フユノサクラ①=
「みんなー、雪、本格的に降って来たよ!」
「わー、やっぱ、きれいだね」
ナツメロとクズコが市民センターの窓ガラスに顔を寄せて、うっすらと雪化粧した中庭を心ときめかせて眺めていると、コンボイがそこへ寄ってきた
「参ったなー、ラッセルとあいあい傘じゃあ、モロ傘からはみ出ちゃうな、はは…」
「仕方ねーだろ、デスオも雑食ギャル二人も反対方向だから、オレしかいねーよ。あいあい傘のお相手はよう…」
「アハハハ…」
***
一方、りゅーじんとマッキはテーブルでメモ類やデータのチェック作業をしている…
「じゃあ、マッキ、今日は雪だし、ざっとまとめて終わりにしようか?」
「うん。それでさ…、帰りはさ…」
「おお、家まで送ってくよ。やっぱ、心配だからな…」
「ありがとう…。それなら…、私の傘、コンボイに貸してもいいかな?」
「ああ、そうしろよ。徒歩区間はオレの傘に入って行きゃあいいし」
”やったー、りゅーじんと雪の夜道をあいあい傘で歩けるー”
マッキの心は躍っていた…。
***
「…いやー、わりーな、マッキ。ホントにいいのか?」
「コンボイ、気にしないで。りゅーじんには、家まで送ってもらえるから」
「ほ~、雪が舞う夜をあいあい傘か…。コンボイ、ここは遠慮なくマッキの好意に甘えとけよ」
「おお。じゃあ、りゅーじん、そういうことなんで、マッキ頼むぞー!」
「了解だ。まあ、今日はオレ達も早めに切り上げて帰るから。心配すんな」
「じゃあ、お先にー!お疲れ~」(りゅーじん&マッキを除く5人)
そして5人が市民センターを出て15分ほどして、りゅーじん&マッキは粉雪舞う帰路に起った…
「みんなー、雪、本格的に降って来たよ!」
「わー、やっぱ、きれいだね」
ナツメロとクズコが市民センターの窓ガラスに顔を寄せて、うっすらと雪化粧した中庭を心ときめかせて眺めていると、コンボイがそこへ寄ってきた
「参ったなー、ラッセルとあいあい傘じゃあ、モロ傘からはみ出ちゃうな、はは…」
「仕方ねーだろ、デスオも雑食ギャル二人も反対方向だから、オレしかいねーよ。あいあい傘のお相手はよう…」
「アハハハ…」
***
一方、りゅーじんとマッキはテーブルでメモ類やデータのチェック作業をしている…
「じゃあ、マッキ、今日は雪だし、ざっとまとめて終わりにしようか?」
「うん。それでさ…、帰りはさ…」
「おお、家まで送ってくよ。やっぱ、心配だからな…」
「ありがとう…。それなら…、私の傘、コンボイに貸してもいいかな?」
「ああ、そうしろよ。徒歩区間はオレの傘に入って行きゃあいいし」
”やったー、りゅーじんと雪の夜道をあいあい傘で歩けるー”
マッキの心は躍っていた…。
***
「…いやー、わりーな、マッキ。ホントにいいのか?」
「コンボイ、気にしないで。りゅーじんには、家まで送ってもらえるから」
「ほ~、雪が舞う夜をあいあい傘か…。コンボイ、ここは遠慮なくマッキの好意に甘えとけよ」
「おお。じゃあ、りゅーじん、そういうことなんで、マッキ頼むぞー!」
「了解だ。まあ、今日はオレ達も早めに切り上げて帰るから。心配すんな」
「じゃあ、お先にー!お疲れ~」(りゅーじん&マッキを除く5人)
そして5人が市民センターを出て15分ほどして、りゅーじん&マッキは粉雪舞う帰路に起った…