アイドルたちに溺愛されて可愛がられて
夕飯を終えてから部屋にひきこもって、音楽アプリを起動し、結菜に教えてもらったシャイニングのオリジナル曲を検索する。
「あっ、あった」
CDというものがなくても、配信という形で曲が聞けるのはすごく嬉しい。
早速耳にイヤホンを刺して、再生ボタンを押してみた。
体の中いっぱいに広がる彼らの歌声。
「……すごい」
なんで、今まで聞いてこなかったんだろう。
そう後悔するほどに心に刺さるいい歌だった。
まだデビューしていないのが不思議なくらいだ。
結菜に教えてもらった曲は、ポップな曲に、バラードとラブソング。
ポップな曲はノリノリでこっちまで楽しい気持ちになる。
バラードは目が潤むほど綺麗な歌声に心を打たれ、ラブソングにキュンとした。
どんどんとシャイニングに魅力に惹き込まれている自分がいる。
どうしよう、私、シャイニングが大好きだ。