素敵後輩の隠し事
後輩の友達
こうやって、荒くれ工場の件は何事もなく終わり、仕事に戻る私。
時計を見ると、時刻は夕方を指していた。
もうすぐ業務時間も終わるし、なんだか残業をする気にもならない。
今日は帰ろうかと思うが、城内君はまだ仕事が残っていそうだった。
私が帰るときっと城内君も仕事を切り上げてくれるだろう。
だけど彼の仕事はまだ終わっていないし……
そうだ、今日くらいは一人で帰ろうか。
城内君にいつも付き合わさせるのは申し訳ないし、大丈夫だと言おう。