☆君が僕を…☆
授業が終わって、ぐったりしていた。


仁に関わると、なんだか疲れるんだよな?


または、考え過ぎ?


――――?


茜ちゃんが、俺の方に向かってくる!

ど、どうしよう。

さっき貸した、辞書を持って。
な、何て言えばいい?


「清水君?」


手から汗が出てるじゃん!?

今の俺、顔に出てる!

真っ赤なのが、体中の体温で伝わる。


「これ!ありがとね!」


「あっうん。」


かなりヤバい状態です!
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